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ヒュンダイ自動車撤退

ヒュンダイ自動車撤退
韓国自動車最大手の現代(ヒュンダイ)自動車が、日本での乗用車の販売から撤退すると発表しました。
乗用車の販売から撤退しますが、バスの販売と、修理などのアフターサービスは継続するそうなので、ヒュンダイのオーナーは取りあえず安心してください、と言ったトコロでしょうか。
この記事を見て「ああ、やっぱりねぇ」と感じましたねぇ。
ペ・ヨンジュンさんを全面に押し出して堂々と日本市場に挑戦した時期もあったのですが、結局、撤退することになった訳です。
ヒュンダイの車は、以前は「日本車の安価な代用品」と言った印象がありましたが、昨今は製品精度がかなり上がって、21世紀の乗用車としては、まぁまぁ乗れる車に仕上がっています。
それでも、僕はヒュンダイの車を「良い車」とは言いにくいですネ。
世間一般の皆さんも、ヒュンダイの車と言われても、パッと頭に連想する車が存在しないのではないのでしょうか。
ヒュンダイ自動車には申し訳ないのですが、日本での失敗は、進出初期からある程度は予想されていた事ではないか?と思います。
今や自動車大国の日本は、輸入車販売が乏しく、そんな小さなマーケットをヨーロッパの、特にドイツ車が牛耳っています。
正直言って、この小さな市場に韓国車が入って来る隙間は皆無と言ってよかったはずです。
それでも日本市場の攻略なしには世界市場でJapenを超えられないとヒュンダイ自動車は判断したのでしょう。
ヒュンダイ自動車の挑戦意識は立派だとは思います。
それなら、ヒュンダイ自動車は明確な販売戦略を打ち出すべきでした。
日本には、同じ値段ならば、韓国車より日本車がより良いという認識が明確です。
あえて韓国製を購入する理由はありません。
失礼を承知で言うなら、 日本人の一人としてはヒュンダイ自動車の日本国内販売戦略は滑稽でしかありませんでした。
また、ヒュンダイ自動車は「ストライキのヒュンダイ」と言う悪名があるくらい、毎年ストライキが発生している企業です。
これは非協力的な労働組合のためで、このため効率的なリストラを行えず人件費の上昇が韓国企業の中でも飛びぬけており、会社の経営を圧迫しているという問題を抱えています。
また、車体デザインの類似性の問題もあります。
韓国の自動車会社は、以前からデザイン面におけるアイデンティティの希薄さがしばしば批判の対象になっていますが、ヒュンダイも例外ではありません。
特にヒュンダイ・ソナタに関して日本で2005年にグッドデザイン賞に選ばれたのは、どう考えたっておかしい。
車だけでなく、ロゴマークの内部のHがホンダとそっくりだし、キャッチフレーズのDrive Your WayがトヨタのDrive Your Dreamsに似ています。
加えて不正資金疑惑 があったり、不正販売疑惑があったり、なにかしらダークなイメージがヒュンダイ自動車には付いて回ります。
これだけ問題を抱えた企業が、今やクレーム大国となった日本で成功するのは、自動車会社じゃなくても難しいのではないでしょうか。
ある記事の文末には「ヒュンダイは、日本で流した涙を、無駄にしてはならない」とありました。
まさに、その通り。
そろそろ韓国企業も日本市場に対する考え方を改める時が来ているのかもしれません。
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