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烈車戦隊トッキュウジャー・総評

20160502
またまた遅ればせながらの総評です。
この作品は面白かったですねぇ。
獣電戦隊キョウリュウジャーの放送終了間際にトッキュウジャーの番組宣伝があって、モチーフが仮面ライダー電王と同じ「列車」だったので、あまり期待はしていなかったのです。
「なんだ、また列車かよ、製作スタッフはネタに困っているのかな?」なんて思っていましたネ。
ところがトコロガ!
まずはトッキュウジャーでは「駅」と言う存在が強調されていましたねぇ
同じ列車であっても、仮面ライダー電王のデンライナーは「時を旅する列車」であり、事実上「駅」はありません。
キングライナーと言う例外もありますが、デンライナーは列車のカタチをしたタイムマシンだった訳です。
対して、トッキュウジャー達は駅にたどり着くための旅を続けながら、事件に出会い、時には戦い、絆を深めていくロードムービー的要素が盛り沢山!
これは、かなり見応えがありました。
また、トッキュウジャーでは最初からメンバー全員がほとんどの記憶を失っていました。
主人公ライトが目覚めると、そこにいたのはそれぞれトカッチ、ミオ、ヒカリ、カグラと名乗る4人の若者。
5人は幼馴染であったこと以外の記憶がありません。
どこかの丘に作った秘密基地で一緒に遊んでいた幼馴染み。
互いの関係やニックネーム、相手の性格、そしてトッキュウジャーになる直前までの記憶がスッポリと欠落して、なんせ自分の名字さえ覚えていないのです
レインボーラインのマスコット、チケットくんからは「既に死んでいるも同然」と言われている始末。
5人は自分たちがシャドーラインに支配された町である「昴ヶ浜」の生き残りだからではないかと推測します。
生き残った理由は、5人がそれぞれが持つ強いイマジネーションによって「闇」から弾き出されたから。
良いではないですか、生き残った理由がイマジネーションと言うのは!
子供ばかりでなく、大人にも希望を湧かせますよねぇ。
やっぱりスーパーヒーローは、観る者に夢を持たせ、未来を描かせる存在でなければならない、とつくづく思うのです。
そ~ゆ~意味では「烈車戦隊トッキュウジャー」はスーパーヒーローの役目を充分に果たしました。
メインライターの小林 靖子さんは、テレビシリーズ執筆終了後のインタビューで、「戦いがメインの戦隊ではない」と総括しているそうです。
これはなるほどなぁ、感心いたしましたネ。
かなり遅れた感謝の言葉になりますが、スーパー戦隊製作スタッフの皆さん、素晴らしい物語を一年間ありがとうございました。

仮面ライダー鎧武・総評

20160424
もう放送が終了しちゃって随分時間が経過しちゃってるので、今更総評ってのもいかがなモノかいな?なんて自問自答しながらの更新であります。
仮面ライダー鎧武・・・・・。
まぁ、悪くは言いたくはないのですがねぇ~。
物語の後半になるにつれて盛り上がっていくストーリー展開は、なかなか見所がありました。
ヒロインの高司 舞を演じた志田 友美さん、可愛いかったですねぇ。
なにより、大好きな佃井 皆美さんが、湊 耀子 / 仮面ライダーマリカ役で15話から45話までレギュラーで出演されてくれたのは嬉しかったです。
終盤は感動的なシーンも多く、泣かせるシーンもあり、平成ライダー・シリーズの中ではもっともテーマ性がはっきりしていて、メッセージ性も強く、対極の思想を伝えて考えさせる内容でした。
が・・・・・、前作のウィザードの完成度が素晴らしく、次作ドライブが、これまた魅せる内容だったのに比べると、やはり見劣りすると言うのか、「人気の谷間」っぽい作品になってしまったのは否定できないトコロです。
正直に言えば、仮面ライダー・シリーズで群像劇をやってしまうのは、いかがなモノか?なんて思うのです。
群像劇をやるのならスーパー戦隊でやれば良い訳で、わざわざ沢山の仮面ライダーを登場させ、それぞれの人生観や生き様を物語の中で紡いでいくのには、30分の子供番組の枠組みでは限界があったのではないでしょうか。
これにクラック、ヘルヘイム、インベスと独自の世界観から登場する人物や、設定描写も複雑過ぎてわかりにくかった。
おまけにユグドラシルにオーバーロードと、戦う敵が次々に変わっていき、誰が敵なのか、味方なのか、急展開な物語も、見ていて混乱する一因だったと思います。
加えて、ライダーやインベスのデザインもちょっと頂けない。
この作品、スーツアクター&アクトレスのみなさんは大変だったのじゃなかろうか?
アクション・シーンで動きづらそうにしているのが、けっこうわかりましたネ。
それに、これは子供番組の限界と言うのか、残酷な描写にはかなりの制限を設けているが残念でしたねぇ。
本来、殺人シーンには「血しぶき」がなくてはならないモノですが、子供番組で「血しぶき」と言うには具合が悪い訳で、苦肉の策なのか、パイロット監督の田﨑 竜太さんの要望で流血描写の代替として果汁が飛び散る様が描写されています。
これがねぇ、どうもよろしくなかった訳です。
「血しぶき」は鮮やかな紅であってこそ「痛み」が視聴者に伝わる訳で「オレンジ色の血しぶき」は、もう美味しそうにしか見えない。
田﨑 竜太 監督の熱意には頭が下がりますが、やはり子供番組の限界と言うのは、超える事のできない一線なのでしょうか。
そうやって考えると、仮面ライダー鎧武は子供番組と言う枠組みを飛び出して、大人向けに1時間番組として30話前後の物語として製作したら、もっと面白くなったのではないか?と思います。
初回放送とか、時々30分拡大版とかを挟んだり、キカイダーとのコラボの時には2時間スペシャルなんてやるのも面白い。
佐野 岳さんをはじめ、この作品には、とても優秀な俳優さん、女優さんが出演され、制作スタッフや裏方さん達の努力が滲み出ています。
それだけに、仮面ライダー鎧武の評価には、やはりイマイチな答えしか出せないのが僕の本音で、それがとても残念なのです。
とは言え、仮面ライダーは現在でも放映中だし、これからも続いていくでしょう。
永遠のヒーロー達の物語を紡いでいく制作スタッフのみなさんには、今までと変わらぬ声援を、僕は送り続けます。

丸山 敦史さん

20150505
獣電戦隊キョウリュウジャーのキョウリュウゴールド/空蝉丸、そして風魔の小次郎の紫炎を演じていた俳優さんです。
いやぁ~、大好きでしたねぇ、ウッチーこと空蝉丸!
キョウリュウゴールド/空蝉丸はキョウリュウジャーの追加戦士。
元々は彼は戦国時代の流れ者でした。
それが武将である岩泉 猛志ノ介(竜星 涼さん二役、つまりは桐生ダイゴのそっくりさん)に拾われ、彼のことを「お館様」と呼び、主君として慕っておりました。
戦国の世、賢人トリンに見出され、キョウリュウゴールドの力を得てからも岩泉 猛志ノ介をはじめとする侍の仲間とともにデーボス軍と戦っていた空蝉丸ですが、トリンを人質に捕られ、さらに同胞を惨殺された怒りで我を忘れドゴルドに特攻し、彼とともに時間の闇に姿を消します。
しかし、それは全て獣電竜を懐柔しようとするカオスの策略でした。
ドゴルドの鎧を纏わされた空蝉丸は、自分の意志に反した行動のために憤怒の感情が溢れ出し、肉体をドゴルドに支配されていたのです。
悲しき豪剣士を救ったのはキョウリュウジャーや賢人トリン、そしてスピリットレンジャーのラミレス(ロバート・ボードウィンさん)の奮闘でした。
空蝉丸初登場の時は「うわぁ~、トンデモナイ堅物が出てきたなぁ~」なんて思ったのですが、その直後のアミィ結月(今野 鮎莉さん)と掛け合いから印象がガラリと変わってきます。
後々、空蝉丸の好物となる「氷菓子」を頬張りながら「なんと美味い氷菓子でござるか」と無邪気に笑う姿には、初登場の時の堅物のイメージの欠片もありません。
おまけにかつて同胞を惨殺された積年の想いが、彼に仲間を作る事を拒み、素直になれなくしていた事が判明します。
くわえて女性が苦手だったりします。
なんなんだ、このギャップは(笑)
丸山 敦史さんの演技力の奥深さに圧倒されて、腹を抱えて爆笑しましたねぇ。
もう、とにかく、空蝉丸、良い人過ぎる。
その後の空蝉丸のブレイブは冷める事を知りません。
学業がおろそかになっていたアミィの家庭教師役を駆って出たり(アミィには「裏切り者!」と罵られておりましたが・・・)立風館ソウジに憧れる勝山りん には、時代錯誤的なヤンキーお兄さんな格好で、恋のキューピット役を演じたり。
「なんでも屋まるふく」で働いた事もありましたねぇ。
古武士と言う明確なキャラを打ち出しながら、その登場人物に多彩な色浸けを行う演技は簡単ではなかったと思います。
丸山 敦史さん、しっかりとした芝居で空蝉丸を丁寧に育ててくれたました。
空蝉丸は本当に素晴らしいヒーローでしたねぇ。
丸山 敦史さん、1983年6月11日生まれで2015年5月現在31歳。
共演した竜星 涼さん、や斉藤 秀翼さん、それに塩野 瑛久さん、今野 鮎莉さん とはそれなりに年齢差があった訳ですが、撮影現場での丸山 敦史さんは彼らの良きお兄さんだったのではないか?と勝手に思いこんでしまいます。
同じく共演した金城 大和さん同様、丸山 敦史さんの世代の役者さんは中堅俳優と言うべきでしょうか。
金城 大和さんの記事でも書きましたが、彼らの世代の俳優さんには素晴らしい演技力を持った人は少なくありません。
なにより、中堅俳優さんは若手とベテランの良いパイプ役となるはずなのです。
スーパーヒーロータイムのみならず、他のドラマやバラエティでも、もっと中堅俳優さんは起用されるべきではないでしょうか。
丸山 敦史さん、キョウリュウジャー以外にも風魔の小次郎など、出演作も少なくなく、今後の活躍にも大いに期待しています。
できる事なら、また空蝉丸に会いたいですねぇ。

塩野 瑛久さん

20150504
獣電戦隊キョウリュウジャーで立風館ソウジ/キョウリュウグリーンを演じていた俳優さんです。
「塩野 瑛久」と書いて「しおの あきひさ」さんと読むのだそうで、けっこう珍しい名前ではないかな。
物語での年齢設定は16歳とキョウリュウジャーメンバー最年少でしたが、実際には1995年1月3日生まれで2015年5月現在20歳。
つまりはアミィ結月を演じていた今野 鮎莉さんよりも実年齢では年上だった訳で、この童顔な顔立ちが塩野 瑛久さんの魅力でしたねぇ。
「若武者」と言う言葉を具現化したような、若々しいサムライキャラが素敵でした。
人見知りが激しく短気な面もあり、未熟な部分も多かった立風館ソウジ、クリームソーダ(おそらくメロン味)が大好物で、マヨネーズ大好きなマヨラーでもあります。
ちょっと話がズレますが、スーパーヒーロータイムには度々マヨラーキャラが登場します。
仮面ライダーウィザードの仁藤 攻介/ 仮面ライダービースト(永瀬 匡さん)もマヨラーでした。
マヨネーズ会社さんがスポンサードしているのでしょうか、それとも制作スタッフの誰かが本当にマヨラーだったりして(笑)
ソウジの生家、立風館家は戦国時代からの由緒正しき暗殺剣術である「無双剣」が伝えられる武士の家柄。
ですが、少々家庭の事情は複雑、ソウジの両親は別居中なのです。
ソウジの父親、立風館 源流(春田 純一さん)は、ソウジの幼少期から自身に厳しい人物でした。
この事が原因で、ソウジの母親、丹波 麗子(萩原 佐代子さん)は家出してしまいます。
ソウジは父親を尊敬していますが、同時に憎んでもいます。
にも関わらず、彼が別居の際に源流を選んだのは父親を悲しみから「守りたい」と思ったためであり、強くなりたい理由もそこにありました。
どこか冷めていているけれど、生真面目で内心では強い正義感と優しさを持つソウジの人間性は、こんな経緯から生まれたのかもしれません。
塩野 瑛久さん、最近では米倉 涼子さん主演の「組織犯罪対策課八神瑛子シリーズ」で資産家の息子、野村 浩太と役で出演されていました。
どうも名門良家の息子と言う役所が塩野 瑛久さんにはハマるようです。
個人的には、あれだけ逆手剣術の殺陣が出来るのだから、忍者なんて役が良いような気もするのですけどネ。
塩野 瑛久さん、またTVでお会いできるのを楽しみにしてます。

今野 鮎莉さん

20150503
獣電戦隊キョウリュウジャーでアミィ結月/キョウリュウピンクを演じていた美少女です。
1997年1月10日生まれで2015年5月現在18歳。
獣電戦隊キョウリュウジャーに出演されていた当時は16歳でした。
ちょうど「女の子」が「女」に変わる年頃に今野 鮎莉さんはアミィ結月を演じていた訳です。
美少女らしいあどけなさと大人の女の色香を併せ持つアミィ結月は、16歳の今野 鮎莉さんにしか演じる事ができなかったヒロインでした。
言い古された言葉ですが「天使が女神に生まれ変わった」と言うべきでしょう。
僕たちは彼女の貴重な成長の季節を目撃していたのです。
物語では、美脚を活かしたハイキックを見せたり、特技の一輪車を披露したり、なかなかアクションもできるようですねぇ。
少し残念なのはアミィ結月は、昨今のスーパー戦隊では比較的珍しい単独ヒロインだった事でしょうか。
スーパーヒーローと言えば年少の男の子の視点で描かれる物語ですがヒロインの役割は決して低くはありません。
主人公に対しては恋人であったり、年下の仲間にはお姉さん、年上のサブリーダーには可愛い妹。
悪を憎む純真な心と正義を愛する優しさ、そしてなにより健康的で子供達の憧れの対象でなければなりません。
この点で、もっともよかったなぁ、思えるのは侍戦隊シンケンジャーでしたねぇ。
白石 茉子/ シンケンピンク(高梨 臨さん)は綺麗で優しいお姉さん、時には殿様でさえ説き伏せるほどのしっかり者ですが、料理は苦手だったりします。
花織ことは/シンケンイエロー(森田 涼花さん)は、まるで可愛い妹のようで、京都弁の天然ボケ、かなりズレている女の子ですが、剣の腕前は絶品で忍耐強さも兼ね備えています。
妹キャラとお姉さんキャラを二人の登場人物に分割する事で侍戦隊シンケンジャーのヒロイン像はかなり完成度の高いモノだったと思います。
ところがアミィ結月は、一人でヒロインのカタチをすべて背負わなければならなかった訳です。
これは無理があったのではないでしょうか。
アミィはアメリカから留学して来た良家のお嬢様です。
ですが、ちょいとお転婆なのですねぇ。
まぁ、お転婆なお嬢様が居ても不思議ではないのですが、執事付きのセレブが大学に通いながらファミレスでアルバイトしている、と言う設定はいかがなモノでしょう?
加えてアミィは足先が器用で、足の指でTVのリモコンを操作したり、「足指縄抜け」までやってみせるのです。
この人間離れした芸当はちょっと頂けない。
それにアミィは「戦闘力に対して女子力が足りない」と賢人トリンに評されるほど、だらしのない女の子ですが、清楚なイメージの強い今野 鮎莉さんにこのキャラ設定はいくらなんでも無理がありますヨ。
獣電戦隊キョウリュウジャーに高梨 臨さんか、森田 涼花さんのようなヒロインがもう一人存在していれば、今野 鮎莉さんの負担が減っていたのかもしれません。
そう思うと、チョット残念です。
やはりスーパー戦隊のヒロインは二人であるべきですねぇ。
もっとも「スーパー戦隊のヒロインは二人であるべき」と言うのは制作サイドも意識しているようで、キョウリュウジャーの次作である烈車戦隊トッキュウジャーや、2015年5月現在放送中の手裏剣戦隊ニンニンジャーでは「ヒロインは二人」になっています。
この記事を書きながら今野 鮎莉さんのブログ→http://ameblo.jp/ayuri-konno/を覗いてみました。
なんでも「大人になりました」なんて発言があって、なんだろう?と思って読んでみると「コーヒーがブラックで飲めるようになった」のだとか。
別にブラックコーヒーが大人だとは思えませんが、なにやら可愛らしいですネ。
今野 鮎莉さん、少しずつ大人になっていく美少女の姿を応援しています。
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