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仮面ライダーフォーゼ・最終回

20120829
仮面ライダーフォーゼ、とうとう2012年8月26日最終回となりました。
いやはや、ホントに仮面ライダー・シリーズはクオリティが高い。
平成仮面ライダーは、もはや「高岩 成二ショー」であり、「永 徳ショー」なのです。
そうと知りながらも、やはり高岩 成二さんの演じる仮面ライダーを見てしまうし、永 徳さんの蹴り技に惚れ込んでしまう。
「やっぱり見てしまう」のが平成仮面ライダーの魅力なのでしょうか。
新たな面白さを追求するため、学園青春ドラマと言う「ご近所モノ」に「宇宙」と言う壮大なスケールを組み合わせると言う今回の仮面ライダーの試みは、概ね成功していたと思います。
また、「仮面ライダーであることとはどういうことなのか?」をテーマとするとコメントした脚本家の中島 かずき さんの挑戦も、大きな共感を得られたのではないでしょうか。
なにはともあれ、一年間、素晴らしい物語をありがとうございました。
感謝を込めて、総評を送ります。

如月 弦太朗=福士 蒼汰さん
リーゼントに、短ラン・Tシャツ・ボンタンと言うオジサン族泣かせな格好で登場した如月 弦太朗にはド肝を抜かされましたねぇ。
演じた福士 蒼汰さん、演技はどうしてもオーバーアクションになりがちで、人によっては「臭い芝居」と評価されるやもしれません。
リーゼントの印象が強過ぎますが、髪を下ろした素顔は堂顔で、どちらかと言えば母性本能をクスグるような青年であります。
この髪を下ろした素顔は本編にも度々登場していましたネ。
もっとも風城 美羽(坂田 梨香子さん)には「Oops!」を連発され、大文字 隼(冨森ジャスティンさん)には「誰だ、お前?」と言われる始末でしたが(笑)
非常に魅力的なヒーローを演じた福士 蒼汰さんでしたが、このリーゼントのイメージを覆すのが、今後の彼の課題になるかもしれません。
良い役者さんだと思います。
今後の活躍に期待します。

歌星 賢吾=高橋 龍輝さん
最初は、かなり嫌な奴として登場し、物語が進むにつれて印象が変わり、最終的にはとても魅力的な人物となるのが仮面ライダーフォーゼの物語の特徴でした。
そんな物語の特徴を最初に示してくれたのが高橋 龍輝さんの演じた歌星 賢吾。
なんせ最初に登場した時、同級生であろう女生徒からのラブレターを読みもせずに捨てようとしていたのですから。
もう第一印象最悪で、こんな奴が仮面ライダーのパートナーになるのか?と嫌悪感たっぷりでしたネ。
そんな歌星 賢吾が如月 弦太朗に出会い、触発されて心を通わせ、友情を深めて、そして人間的にも成長していく様子は、仮面ライダーフォーゼの物語の主軸でもありました。
最終的に歌星 賢吾はコア・チャイルドと言う宇宙の申し子のような存在である事が明らかになり、友情と別離と言う「青春学園ドラマ」の定番へとストーリーは進行していきます。
正直言えば、虚弱体質な歌星 賢吾を演じるには高橋 龍輝さんは逞し過ぎるし、影を持つ青年と言うには笑顔が明る過ぎて、ミスキャストだったのでは?と言うのが本音です。
ただ、難しい役に挑戦した高橋 龍輝さんの芝居は、大いに評価されるべきだと思います。
演技力のある役者さんです。

城島 ユウキ=清水 富美加さん
癖のない黒髪をなびかせながら、画面狭しと元気いっぱいに飛び跳ねてくれました。
なんとも可愛らしい女の子でしたねぇ。
グラビアでは水着姿も披露してくれているし、アイドルとしても今後の活躍にも期待したいです。
最近のアイドルはAKB48と、そのグループや、AKBの物真似っぽい集団。もしくは韓国出身のダンスユニットばかりで、閉塞的な雰囲気になっています。
清水 富美加さんには、そんな息の詰まりそうな日本のアイドルの世界に、是非とも風穴を開けてもらいたいですネ。
清水 富美加さんも、やはり役柄のせいでオーバーアクションな演技で、「臭い芝居」と評価されるかもしれません。
ただ、彼女は「双子座覚醒」のお話の中で、実に多彩な表情を見せてくれたのが印象的でした。
強烈な赤い口紅が意外にすんなり似合う妖艶さを見せたか、と思えばチャイナドレスで弾けてみたり、苦悩する様子や、意地悪な仕草など、この回は清水 富美加ファンには、かなり美味しいお話だったのではないでしょうか。
アイドルとしても、女優としても、実力のある人だと思います。

朔田 流星=吉沢 亮さん
16話から登場したセカンドライダー・メテオを演じたイケメン俳優さんです。
影のある美形青年で、仮面ライダーフォーゼではシリアス担当かな?なんて思ってみたら、なかなかどうしてユーモアを交えてみたり、と面白い登場人物でしたね。
本編ではもっともナチュナルな演技が出来た俳優さんではないか?と思います。
拳法の達人と言う役の設定もあって、アクションもかなりこなしておられました。
お疲れ様、と言ってあげたいです。

風城 美羽=坂田 梨香子さん
彼女も、最初に登場した時の印象が最悪なキャラクターでしたネ。
美貌と才能を持ち合わせ、オマケに財閥の娘、学園内ではクイーンと呼ばれる存在と言う設定でしたから、これはもう、僕の一番嫌いなタイプの女性。
そんな彼女が第3話から、ガラリと印象を変えていき、第25話では弦太朗とダンスを踊る関係にまで発展。
以降はますます美貌に磨きを掛けていき、女性らしい可愛らしさまで発揮するに至りました。
今ではスーパーヒロインの理想像に、限りなく近い登場人物であります。
清水 富美加さんや、志保さんの衣装が、ほとんど天ノ川高校の制服だったのに対して、坂田 梨香子さんはかなり多く衣装を変えておられ、そしてそのどれもが良く似合っておられましたネ。
第3話ではビキニ姿まで披露されて、目の保養をさせて頂きました。
スタイルも良いし、また水着姿をグラビアなんかで見せてくれたら嬉しいです。

大文字 隼=冨森 ジャスティン さん。
この人も第一印象が悪く、後々魅力的な登場人物に成長していった人です。
残念なのは、これだけカッコイイ人なのにお笑い担当として扱われてしまった部分が多かった事でしょうか。
まぁ、弟の冨森 アンドリューさんと「冨森兄弟」として双子イケメンハーフ漫才を披露した事もあるだけに、お笑いは苦手ではなかったようで、たっぷり笑わせてもらいましたけどネ(笑)
冨森 ジャスティン さん、仮面ライダーフォーゼの撮影期間中に2回も誕生日(6月27日)を迎えられたそうで、その様子が東映Hp→http://www.toei.co.jp/tv/fourze/index.htmlに公開されていました。
日本人とオーストラリア人のハーフとあって、とてもカッコイイ俳優さんです。
また別の番組でお目にかかりたいですネ。

野座間 友子=志保
彼女も、ちょっと可哀想な扱いを受けていたように思います。
モデルとしてのキャリアもあるし、なんと言ってもプロポーションが素晴らしく、水着姿が栄える女性なのですが、仮面ライダーフォーゼでは「霊感少女」と言う役で、志保さんの可愛らしさが、充分に発揮されていなかったようです。
なんと言ってもスタイルの良い人ですから、また水着姿をグラビアなんかで見たいなぁ、なんて思います。

JK(神宮 海蔵)=土屋 シオンさん
実は、この若さでスーパーヒーロータイムでは馴染み深い人。
忍風戦隊ハリケンジャーでは霞 一鍬の幼少期を演じ、仮面ライダー響鬼では第15話にも登場しています。
いやはや成長されたモノですなぁ。
そしてなにより、あれほどダンスが達者だったとは、つくづく驚かされました。
またスーパーヒーロータイムでお会いしたいですねぇ。

我望 光明=鶴見 辰吾さん
鶴見 辰吾さんとしては非常に珍しい悪役として登場。
やっぱり役者さんと言うのは、どこかで「悪役を演じてみたい」と言う願望がどこかにあるのでしょうか。
諸悪の根元とも言える天の川高校理事長・我望 光明を徹頭徹尾、悪に徹して演じておりました。
これほど徹底してシリアスに演じた悪役は珍しいでしょうネ。
それにしても、金八先生シリーズでは「高校生で父親になる」と言う役を演じた鶴見 辰吾さんが、高校の理事長を演じるとは、つくづく学園ドラマに縁のある人だなぁ、なんて思いましたネ。
仮に金八先生シリーズがリメイクされるようになったら、今度は金八先生を鶴見 辰吾さんに演じてもらうのも面白いかもしれません。

大杉 忠太=田中 卓志さん
まさかアンガールズの田中 卓志さんが仮面ライダーに登場するとは、もうそれだけで驚きでしたネ。
まぁ、最初に出てきた時から「こりゃあお笑い担当だな」なんて思ったのですが、あれよあれよ、と言う間に仮面ライダー部の顧問となり、終盤ではなかなか良い先生ぶりをみせて、それなりに意外な部分が面白かったです。

速水 公平=天野 浩成さん
これはびっくりした!
だって、仮面ライダー剣のギャレンですもん。
それが今回は、天の川高校の校長であり、我望 光明に仕える悪役として登場。
もう天野 浩成さん、ギャレンのイメージを逆手に取るか?のような悪党ぶりでありました。
ギャレン、けっこう好きでしたからねぇ、物語の終盤、速水 公平が我望 光明を裏切り、仮面ライダー部に寝返るシーンでは「やっぱり元ギャレンだ」なんて思ったのです。
それが、実はこれも悪党の策略でありまして、ものの見事に騙されてしまいましたネ。
天野 浩成さん、ギャレンを演じていた頃から、いっそうSEXYさを増してきたようで、嫌味たっぷりな悪役ぶりは見事です。
またスーパーヒーロータイムでお会いできるのを楽しみにしています。

立神 吼=横山 一敏さん
横山 一敏さんが素顔で登場した時には、正直「拍手!」してしまいました。
声優であり、そしてスタントマン、一時期はスーツアクターとしても活躍していた名優であります。
「激走戦隊カーレンジャー」で陣内 恭介 役を演じた岸 祐二さんは尊敬する俳優として横山 一敏さんを挙げているのです。
裏方であろうはずのスタントマンやスーツアクターの人が、こんなカタチで画面に登場してくれたのは、特撮ファンとしては大変嬉しいです。
加えて、本業であろうアクションシーンもキッチリとこなし、立神 吼と言う極めて暴力的な悪役に艶を与えておりました。
こういった演技に対する真摯な姿勢は、やはり尊敬に値します。
また、素顔を拝見できるのを楽しみにしています。

江本 州輝=山崎 一さん
知る人ぞ知る、1995年・英会話NOVAのCMキャラクター「鈴木さん」です。
この江本 州輝は、仮面ライダーメテオを支援するタチバナと言う人物だったり、フォーゼに敵対するヴァルコ・ゾディアーツだったり、となんだか訳のわからない正体不明だったのですが、実は宇宙開発OSTOの元研究員。
歌星 緑郎や我望 光明の旧友で、現在は宇宙京都大学の教授と言う人物でありました。
ここら辺の設定が曖昧な感じで、苦言を入れたいトコロです。
タチバナの声を当てていたのが、スーパー戦隊ではお馴染みの檜山 修之さん。
ヴァルゴ・ゾディアーツの声が、山寺 宏一さんの奥様であられる田中 理恵さん(体操選手にあらず)です。
このお二方の声優さんが演じる登場人物が同一で、しかも、その正体が山崎 一さん演じる「チョイと疲れた感じの教授」と言うのは、どうも納得がいかない。
山崎 一さんはくたびれた初老の教授と言う役柄を、非常に丁寧に演じていただけに、いさかさか残念な設定であります。

残念な部分は他にもあります。
園田 紗理奈 役の虎南 有香さんが早々に降板してしまったのは、虎南ファンとしては、返す返すも残念。
彼女が悪役と言うのも納得いきませんでしたねぇ。
準レギュラーであろうはずの歌星 緑郎 役の風間 トオル さんや如月 吾郎 役の八名 信夫さんの出番も、もうチョット出番が欲しかった。
出番がもっと欲しかったのは、草尾 ハル 役の荒木 次元さんもそうだし、黒木 蘭 役の、ほのか りん さんも、もうチョット出てほしかったです。
せっかく仮面ライダー部員なんだしネ。
軽音楽部部員として仮面ライダーGIRLSも登場していましたが、彼女達もせっかく良い曲をもらったのだから、もっと歌う機会に恵まれるべきでした。
今回は、ゾディアーツとしてライダーに倒された人物が再登場したり、よりキャラクター像を濃く描いた部分が多数あり、大変興味深く物語を見る事が出来ました。
それに、なんとも嬉しくなるゲストの登場がありましたねぇ。
夏居 瑠奈さんや、神尾 佑さんが、チョロっと出演されていたのは面白かったです。
もっとも神尾 佑さん、城島 ユウキの父と言う役だったのですが「誰やねん?」と言うぐらいの化けっぷりでありました。
おそらく神尾 佑さんをよく知らない人が見たら、ドクター真木 清人と同じ人物とは思いますまい(笑)
それに天ノ川高校の教師として、神保 悟志さんや、 長澤 奈央さんの出演も嬉しかった。
お二人とも最終回にはしっかり登場して、物語のシメに華を添えておられましたネ。

概ね、大変良く出来た仮面ライダーだったと思います。
このクオリティの高さを次回作でも維持して頂きたく思います。

今回、似顔絵を描いてみたのは風城 美羽を演じた坂田 梨香子さん。
ショートヘアが素敵な美少女です。
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