BoBo袋

戦場カメラマンの渡部陽一さんが話題になっています。
あるTV番組で「好きな食べ物は？」と質問された渡部陽一さんは「フライドポテト」と答えておりました。
その理由は「世界中どこにでもあるし、どこで食べても味のバラつきが少ないから」だそうです。
なるほどなぁ、と関心しました。
同時に渡部陽一さん、この人はプロフェッショナルだなぁと思いましたネ。
渡部陽一さんの愛用するカメラは使用しているカメラはキャノンEOS。
キャノンのカメラは昔から頑丈な事で知られ、渡部陽一さん以外にもプロの愛用者は多いのです。
それこそ日本のプロカメラマンは一台は持っている、と思って間違いなのではないか？と思います。
渡部陽一さんはカメラに太陽光が反射するとそれが銃だと間違われて、射撃されることがある為、レンズ以外の部分を黒いテープで巻いているそうです。
また、渡部陽一さんのトレードマークの口髭は、イスラム圏での取材のためだそうです。
このTVは島田紳助さんの番組でしたが、渡部陽一さんはゲストとして宮古島の紳助さんプロデュースの民宿を訪問し、お笑いタレントの「レギュラー」や、お手伝いしている「ビーチボーズ」の男の子達、それに宮古島の自然の中で生活している地元の人達の「笑顔」を撮影しておりました。
そして、この撮影した写真というのが、また素晴らしいので驚きでした。
渡部陽一さんは単なる戦場カメラマンではなく、ポートレイト写真家としても超一流だと断言します。
なにより、人の笑顔を引き出すのが素晴らしく上手い。
あのスローな口調や親しみやすい笑顔は、戦場で子供達の笑顔を引き出すのに一役駆っているのやもしれません。
聞けば聞くほど、渡部陽一さんってプロフェッショナルに徹しているのだなぁと思いました。
戦場のような過酷な状況では、プロフェッショナルでなければ生き残れないのでしょうが、あの優しい瞳の奥にある「プロ根性」を、僕は「フライドポテト」の一言で感じました。
男たる者、プロフェッショナルでありたいモノです。
と・・・・、思いながら、なかなか、そうもいかないのだけど・・・。