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八百長

相撲ギャル

大相撲が大変な事になっています。
文部科学省のエラい人が「日本相撲協会の公益法人認可を取り消す可能性もある」とコメントしたそうです。
これは大変な事です。
公益法人とは、祭祀、宗教、慈善、学術、技芸や、その他、公益に関する社団、または財団で、その中でも営利を目的としないモノであり、国が許可を与えた法人団体です。
大相撲協会は「日本の国技である相撲の伝統と文化を守る法人団体」と言う大義名分の元、公益法人認可を得ています。
この公益法人の「看板」は、大相撲協会にとって強力な後ろ盾です。
なんせ単なる興行団体と一線を画し「日本の国技を守っているんだぞ!」と、30%の法人税を22%に減免されてきたのですから。
これは他の興行団体からしてみれば、実に羨ましい話で、ひょっとしたら今回の騒動の火種をバラ蒔いたのは、こんな優遇措置を受けている相撲協会を妬んだ他の興行団体なのかもしれません。
確証はありませんけどネ。
ただ、現在「火の車状態」の大相撲協会を見物しながら、他の興行団体のお偉いサンは「ザマアミロ!」と微笑んでいても不思議ではありません。
とにかく日本相撲協会の公益法人認可取消は大変な事です。
公益法人認可取消されれば、日本相撲協会は協会としての法人格を失い、いったん解散となります。
そうすると合計で約130億円と見積もられる両国国技館の土地、建物をはじめ、相撲協会が持つ財産は、事実上国家が管理することになります。
NHKの相撲中継も無くなるでしょう。
もう、相撲協会はお先真っ暗・・・。
ですがねぇ・・・、僕は相撲協会は今回、どんなに厳しい処罰を下されても、甘んじてすべてを受け入れるべきではないか?と思います。
公益法人認可取消となっても、素直にそれを受け入れるべきでしょう。
ゼロではなく、マイナスから立て直さななければならないぐらい角界は腐っている、と言うのは言い過ぎでしょうか?
ここ数年の角界の騒動は、どう考えても酷すぎる。
格闘家でありながら酒に酔って暴力を振ったり、マリファナ吸引や野球賭博、オマケに稽古中に死人まで出ている。
こんなに事件事故の多いスポーツ・ビジネスは他に無いよ。
この責任は管理不充分だった相撲協会にあるのだし、この馬鹿騒ぎの被害者は相撲を愛するファンであり、真面目に稽古に取り組んできた力士なんだ。
相撲を愛するファンを裏切り、真面目に稽古に取り組んできた力士を裏切ってしまった罪は、決して軽くない。
ただねぇ、墜ちるトコロまで墜ちたら後は立ち直るだけなんだから、悲観する事はないとも思います。
公益法人認可取消になったら「日本の国技」なんてモノに縛られる必要が無くなる訳で、もっと自由な発想で「楽しく面白い相撲」を演出したって良いでしょう。
重量制にしてヘビー級やミドル級、なんて階級分けしてもいい。
個人的にはラウンドガールを置いてほしいのだけど、水着じゃ流石にヤバいから着物姿で、土俵の周りを・・・・、なんてのも面白い。
ただねぇ・・・、八百長は認めてほしくないな。
相撲に八百長があったのは、ほとんどの相撲ファンが理解しているのだろうし、これまで黙認、黙殺してきた訳です。
その八百長を相撲協会が認めてしまったら、これは相撲は廃れるよ。
プロレスがその悪い例で、八百長を概ね認めてしまったプロレスは「真剣勝負!」を看板に掲げたアルティメット・ファイトに客を取られています。
もし相撲協会が八百長を認めてしまったら、相撲は現在のプロレスと同じ道を歩む事になるのではないでしょうか?
そして、僕を含めた多くのスポーツファンは、この八百長ってイカサマに、もっともっと寛容であるべきだ、と思います。
どんなスポーツだって、イカサマが絶対無いか?と言えばNOでしょ?
反則スレスレの行為で勝負する選手だって存在する訳だし、四秒以内の反則はプロレスでも認められている訳です。
真剣勝負に私情を挟むのが八百長だとすると、真実の真剣勝負はどれぐらいあるのだろう?

結果

サムライブルー
ワールドカップ・E組、デンマークに対して日本は1-3で勝利しました。
これで日本はE組2位となり、2002年の日韓大会以来、2大会ぶり2度目、実に8年ぶりの決勝トーナメント進出を決めたのです。
それにしても岡田武史監督、かなり大胆な決断をしたモノです。
なんと、W杯に入ってけてきた中村俊輔や岡崎慎司をを外しているのです。
今年に入って結果が出ていない中心選手。
国内リーグも通じても不調が続いており、ファンは調子が戻ることを期待していました。
岡田武史監督とっては苦渋の決断だったかもしれませんが、メンバー変更したのは、結果的には大成功だったようです。
嬉しいのは韓国メディアが好意的な報道をしてくれている事でしたネ。
聯合ニュースは日韓が共同開催した2002年を除き、アジアから2チームが決勝トーナメントに進むのは「W杯史上初めて」と報道してくれているそうです。
「永遠のライバルの韓国と日本が、アジアサッカーの歴史を新たに開いた」・・・いやいや、嬉しくなるではありませんか。
 また、今回大活躍した本田圭佑選手を「金髪の異端児」と称え、決勝進出劇の主人公と伝えておりました。
韓国の皆さん、決勝戦でお会いしましょう。
しかし、まぁ、開催前には酷く扱き下ろされていた岡田武史監督。
いざ決勝進出を決めるな否や、あっと言う間に英雄扱い。
なんでも岡田武史監督のスーツ姿のVゾーンを飾るネクタイ、問い合わせが殺到していた事もあるそうな。
それにしてもマス・メディアの身の変わりの早さには呆れてしまいますねぇ。
まぁ、それでもセルビア代表戦から5試合連続で勝ち星なしで、サポーターから日本サッカー協会へ約1000人にもなる解任署名が提出されたと言う事もあったのですから、岡田武史監督御自身も少なからず危機感は感じていたのやも知れません。
それにしても、実に8年ぶりの決勝トーナメント進出を決め、酷評していたマス・メディアに対して「なにか文句あるか!」と睨み、微笑みを零す岡田武史監督の姿を、僕は想像してしまいます。
きっと、岡田監督はこんな事を言うのでしょうネ。
「男なら結果を出せ!」

鉄人の休息

金本知憲
驚くなかれ、我らが阪神タイガースの鉄人、金本知憲外野手の偉大な世界記録がついに途絶えました。
更新を続けていた連続試合全イニング出場が4月18日、1492試合で止まってしまったのです。
大阪の街では号外が出るほどの騒動になっています。
開幕前に痛めた鉄人の右肩は、かなり悪化していたようで、2004年以来、不動だった虎の四番打者の座も、この日は広島時代からの後輩、新井選手に明け渡しています。
「これ以上迷惑を掛けられない。勝つためには自分の記録が途切れてもいい」
試合前の練習の後、金本兄貴は真弓監督に直々に申し入れたそうです。
「もう少し頑張ろう」と説得する指揮官に、重ねて金本兄貴は「先発から外してほしい」と懇願、メンバー表提出のわずか5分前、鉄人の固い決意に真弓監督も折れたと言います。
鉄人にもいよいよ限界の時がやってきたのでしょうか?
僕は、にわかに信じる事が出来ませんでした。
いや・・・きっと僕は信じたくなかったのでしょう。
「人はいずれ老いて衰えていくモノなのだ」と言う真実から、僕は目を背けたかったのでしょう。
虎の鉄人にも、いつか本当に「限界」が訪れる事は間違いないのです。
そして・・・僕自身にも、いつか限界がやってくる・・・。
僕の限界は、いつになるかはわかりませんが、まだしばらくは執行猶予があるようです。
その執行猶予、金本兄貴にも充分残されているはずなのです。
この日「代打・金本」のアナウンスとともにスタンド全体からわき起こった大きなどよめきは、偉大な記録を作った鉄人への賛辞の声でした。
連続フルイニング出場は途切れましたが、歴代2位になる連続試合出場は続いています。
「打つ方はそれほど心配ないと思う。肩を早く治して、いい状態で帰ってきてほしい」と真弓監督は語っていました。
僕も、まったく同じ気持ちです。
金本知憲外野手、お疲れ様でした。
連続試合出場記録の更新など、僕にとっては、もうどうでも良い事です。
鉄人にも休息が必要なのではありませんか?
万全の体勢でグランドにお戻りになるを、ファンの一人として心からお待ちしております。

育てる

虎娘
5年ぶりにBクラスに転落した我らの阪神タイガース。
来年は頑張って欲しいなぁ、なんて思っていたら、アメリカ大リーグのシアトル・マリナーズを電撃退団した城島健司捕手がタイガースにやって来るそうです。
城島健司と言えば、2007年、ア・リーグ1位の盗塁阻止率・465をマークした強肩。
加えて日米通算15年で打率.290、259本塁打、897打点の実績の持ち主。
虎の守りの要だった矢野テル捕手が、年齢的にツラくなっている現在、なんとも頼もしい人が来てくれたモノです。
虎キチが予想するに、来期のクリーンナップは、3番鳥谷、4番金本アニキ、5番城島、6番新井と言ったトコロでしょうか?
「甲子園の紅い彗星」赤星選手の調子によっては鳥谷選手が1番に入るケースもあるでしょうネ。
あれれ?
妙な事に気付きました。
このクリーンナップ、阪神タイガースの「生え抜き」が居ないのです。
他球団から獲得した生え抜きでない選手が中軸に並ぶのは、長い歴史を誇る阪神タイガースの史上初めての事です。
阪神タイガース、いつのまにやら金満球団になってしまったのでしょうか?
確かに、即戦力のある選手をお金で買い入れて、チームを強化するのも大切ですが、もっと重視しなければならない事があるはずです。
豊富な財力にモノを言わせ、他球団の主力選手を次々と乱獲するのは読売ジャイアンツの十八番でした。
そんなジャイアンツは、数年前まで低迷していたのです。
「お金で選手を買い入れる」事よりも、自前選手の育成を重視しなければならないのに気付いたのは原辰徳監督でした。
坂本、松本、亀井ら、いわゆる「原チルドレン」達の活躍で7年ぶり21度目の頂点に立った読売ジャイアンツ。
かつて歩んだ同じ道の、同じ轍に足を踏み入れようとしている阪神タイガース。
球団経営者の皆さん「育てる」と言う事の重要性に目を向けてくれませんかね?

さらば月見草

野村克也
楽天と戦っていた日本ハムのナインも一緒になっての感動的な胴上げ。
これを見ながら、僕は野村克也さんが本当に野球の世界を去るのだな、と思い寂しい気持ちでいっぱいになりました。
御歳74歳、大病もせず今までユニホームを着続けたノムさんは、きっと「長生きも芸のうち」と微笑んでいるのかもしれません。
選手・監督合わせて46年。
月見草と呼ばれた男の野球界への貢献度は計り知れません。
ノムさんと言えば”ボヤキ”と言うぐらい、愚痴の多かった人ですが、今思えば顔を合わせて褒め言葉の言えないシャイな性格の裏返しだったのでしょう。
そして“野村再生工場”と呼ばれるほど、彼は峠を越えた幾多の選手を蘇生させる術に長けていました。
楽天では山崎武司内野手が、見事なぐらいの復活を遂げています。
ID野球、データ野球と呼ばれた野村克也さんですが、それは機械的な冷たいモノではなく、血の通った人間らしいぬくもりを伝える野球だったのではないでしょうか。
そんな人情家のノムさん、監督退任を通告された直後は野球を失う喪失感から「契約満了というけど人情はないのか。2位でクビとは薄情すぎる」と訴え、取り乱した感は否めませんでした。
流石にこの解雇騒動には僕も憤りを感じましたねぇ。
親会社の楽天は契約社会のビジネスシーンの先端を走る企業です。
球団側は高齢を理由に挙げています。
2日続けて同じ内容のミーティングをした、あるいは、審判員に告げる選手交代を間違えたといった指摘もあった等々・・・・・。
僕には揚げ足取りのように思えなくもありません。
やはり最大の原因は1億5千万円ともいわれる高額な年俸と、どこか煙たいキャラクター性なのでしょう。
もっともノムさん自身は時間の経過と共に落ち着いてきたようで、球団から要請されている名誉監督の就任について「断る理由はない」と話し、前向きな姿勢を示しているようでした。
ですが、こんな言葉も残しています。
「わがままを言わせてもらえば、もう1年やらせてほしかった。石の上にも3年、風雪5年。中途半端で辞めていくのは心残りだ」
就任4年目、優勝がないままの退任には、やはり未練が残るのでしょう。
しかし、かつてはパ・リーグの御荷物球団だった楽天を、クライマックスシリーズ出場にまで育て上げたのは野村克也さんその人に他なりません。
「人間がどうしても勝てないものがある。それは時代」と言葉を残し、去っていく野村克也さん。
例え時代に押し流されようとも、月見草の輝きが陰る訳ではないはずです。
さらば月見草
野村克也さん、お疲れ様でした。
プロフィール

ぼぼ♂ぶたじる♪

Author:ぼぼ♂ぶたじる♪
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