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セミヌード

20120526
男はスケベでなければならないのです。
ハードボイルドの代名詞的存在であるフィリップ・マーロウ。
その言葉「If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive」を真似れば「男はスケベでなければ生きていけない」のです。
もちろん、優しくなければ、生きていく資格もないのですがネ。
なにはともあれ、草食系男子なんぞ糞喰らえ!
スケベなオッサンは、誰に嫌われようとスケベ道を邁進するのでありました。
で・・・・、最近、気になっているスケベがセミヌードなのです。
セミヌード、つまり「肝心なトコロが見えないヌード」であります。
このセミヌード・グラビアがもっとも素敵だったのは、個人的意見で言えば、おニャン子クラブの渡辺美奈代さんでありました。
渡辺美奈代さんは写真集「Trap」や「POSE」などで、かなり大胆な裸身を披露して話題になりました。
しかし、フルヌードでありながらバストトップとヘアーを隠し続ける渡辺美奈代さんのスタイルは「中途半端ヌード」と批判される少なくなかったのです。
僕には、この批判が正しいモノだったとは思えません。
渡辺美奈代さんは、世界的な写真家であり、映画監督であるデイヴィッド・ハミルトン氏が撮影とした数少ない日本女性でもあります。
ソフトフォーカスを多用したヌードが有名なデイヴィッド・ハミルトン氏が、モデルした日本女性は現在のところ四人だけ。
風吹ジュンさん、南麻衣子さん、城麻美さん、そして渡辺美奈代さんです。
これは写真の世界の話ですが、白人女性に比べると肌色に黄色味がある日本女性は、デイヴィッド・ハミルトン氏が得意とするソフトフォーカスの写真には向かない傾向があるのです。
それは、つまり渡辺美奈代さんのセミヌードは「世界が認めていた」訳です。
21世紀の現代。
当たり前のようにヘアヌードが氾濫し、インターネットを探せば、モロに「女性器」が拝める時代です。
そんな時代にあって、セミヌードは時代を逆行するモノなのかもしれません。
にも関わらず、僕がモロ出しヌードよりも、セミヌードにエロティズムを感じてしまうのは、そこに「焦らし」があるからだ、と思うのです。
それは「誘惑」と言っていいかもしれない。
それは「恥じらい」と言って良いかもしれない。
要するに、セミヌードには女性が持っている、もっとも女性らしい「心」が、画像として撮影されているように僕は思うのです。
写真に関わらず、映像の世界で「心」を表現するのは困難を極めます。
絵を描いていてつくずく思うのだけど、例えば女の子を描いていて、そのモデルの女の子の感情を出すのは本当に難しい。
単なる笑顔でも、それは何を意味する笑顔なのか?
嬉しくて笑っているのか?
それとも恥ずかしくて笑っているのか?
嬉しいのか、恥ずかしいのか、その違いを、どうやって絵で表現すれば良いのか。
三流絵描きの僕だけではなく、おそらく映像に関わるすべての人が感情表現の難しさを痛感しているのではないでしょうか。
その意味では、渡辺美奈代さんのセミヌードには、明らかに「心」が映像化されていました。
そこには渡辺美奈代さんの「恥じらい」があり、異性に対する「誘惑」があり、チョッピリ小悪魔チックな「焦らし」があるのです。
渡辺美奈代さんのセミヌードに、僕は彼女の「心」を見つけてエロティズムを感じましたネ。
恥じらい、誘惑、焦らし・・・・、女性のもっとも魅力的な感情の三つが集約され、それを演じていたのが、女優としても一流だった渡辺美奈代さんですから、彼女のセミヌード写真集は大変芸術性の高いモノだったと思います。
2012年現在、42才になられた渡辺美奈代さん。
おそらくお子さんもいらしゃるのだと思いますが、自らのセミヌード画像をお子さんに見せて「お母さんは、こんなに綺麗だったのよ」と自慢しても、少しもおかしくないと思いますヨ。
現代はなんでもかんでもオープンにして、透明化する事が絶対正義のような風潮があります。
イケメン俳優が二股していようが、芸人の母親が生活保護を受けていようが、そんな事をバラして騒ぎ立てるのって、どこかナンセンスな気がしているように思うのは僕だけなのでしょうか?
そんな中で、渡辺美奈代さんのセミヌードは「隠す事の美徳」を教えてくれたように思います。
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