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美しき敗者

20120609
どうやらAKB48の総選挙とゆ~のがあったそ~で、それが終わって大島優子さんが一位。
二位が渡辺麻友さん。
三位が柏木由紀さん。
・・・・って、前田敦子さんはどうしたのかな?なんて思っていたら、卒業を控えて今回は不参加なのだそうな。
どうも世間の動きに着いていけないぼぼ♂ぶたじる♪
今頃になって前田敦子さんのAKB48卒業を知りました。
どちらかと言えばAKB48には興味は薄いのです。
嫌いではないし、むしろ好きなんだけど、なんだろ~ねぇ、アイドルグループとして、あまりに大きくに成り過ぎてしまって、逆に興味を持てなくなっているのだよネ。
元々AKB48は、東京都千代田区・秋葉原に専用劇場を持ち、「会いに行けるアイドル」 をコンセプトにしたアイドルユニットだった訳です。
メディアを通した遠い存在だったアイドルを身近に感じ、その成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していくアイドル・プロジェクト。
このコンセプトは今でも変わらず、現在でも彼女達は専用劇場でチームごとに日替わりでほぼ毎日公演を行っています。
初心忘るるべからず、を守っている彼女達の姿は確かに立派。
ですが、元々「人海戦術」的に美少女を集めている訳で、大量生産、大量消費的にアイドルが売られ、そして消えていく様は、傍観していて少なからず不快なモノがあります。
今や、AKB48は他に、姉妹ユニットのSKE48にNMB48、そしてHKT48、更には研究生を含めると合計で237人にもなり、最早アイドルユニットと言うよりも、巨大ジョイント・ベンチャー的な様相を呈しています。
これだけ巨大になると、個人識別が難しいと思うのですが、AKB48グループのファンの皆さんは、しっかり区別できているのでしょうか?
実を言うと、僕は初期のAKB48メンバーで、しっかりと似顔絵を描けたのは板野友美さんだけでした。
他のメンバーは、ちょっと似顔絵が難しかったですネ。
AKB48グループのファンの皆さんには信じ難い事かもしれませんが、一時期は大島優子さんと前田敦子さんが区別できませんでしたしネ。
だってねぇ、同じ年頃の女の子が、同じような衣装を着て、同じ振り付けで、歌って踊っているのだもの。
誰が誰やら?
まぁ・・・、これだけビッグネームになってメディアへの露出が増えてきたので、最近は個人識別できるようになりましたけどネ。
で・・・、今頃になって興味が沸いて、AKB48の総選挙に関するNewsを検索してみました。
面白いなぁ、と思ったのは上位浮上したメンバーよりも、むしろ順位を下げたメンバーのコメント
リアルな現実を、生中継を通してしっかり伝えていましたねぇ。
彼女達を見ていると、敗北しても、凛とする姿勢の大切さを感じます。
彼女達は美しき敗者でありました。
一般社会も、実は、この総選挙と同じなのです。
みんながみんな幸せになるわけじゃない。
学校や受験や就職、あるいは会社で悩む人にも、彼女達は「美しき敗者」は勇気を与えてくれたのではないでしょうか?
負け犬よ、遠吠えを止めて胸を張れ。

SPACE BATTLESHIP ヤマト

maiko
先日、地上波での初放送となったSPACE BATTLESHIP ヤマトの録画を観ています。
劇場放映時には足を運べず、DVDも購入しなかったので今回初鑑賞。
で、感想は?と、言いますと・・・。
とりあえずは良く出来ていると思います。
CGの作り込みは、かなり凄い。
流石は山崎 貴さんですネ。
加えて配役が素晴らしい。
緒形 直人さんの島 大介、山崎 努さんの沖田 十三、柳葉 敏郎さんの真田 志郎は、もうバッチリのハマリ役でした。
特に柳葉 敏郎さんは、アニメ版の青野 武さんのイントネーションをかなり研究されたようで、真田 志郎と言う登場人物に、彼らしい魂を吹き込んでいましたネ。
また、原作では男性だった相原通信長、佐渡 酒造先生は女性に変更されていました。
相原通信長を演じていたのはマイコさん。
これは、原作ではホームシックになりがちだった相原 義一とは違い、第一艦橋での森 雪に近いキャラクターで可愛らしかったです。
また、宇宙戦艦ヤマトの名物ドクター佐渡先生は高島礼子さんが演じておりました。
原作に比べると大人しい登場人物になっていましたが、大酒飲みな性格や愛猫家である点は継承され、アニメ版とは、また一味違った魅力をみせていましたネ。
そして、主人公、古代 進役の木村 拓哉さん、ヒロイン森 雪役の黒木メイサさん。
この二人も、かなり良い芝居をされていました。
黒木メイサさん、沢尻エリカさんの降板から代役として森 雪役を演じた訳ですが、正直言って沢尻エリカさんよりも数倍よかったです。
原作とは違って、かなり男勝りで御転婆、オマケにそこそこアルコールも嗜み、いきなり古代 進をぶん殴るほど勝ち気だった森 雪が、物語が進むにつれて古代 進を異性として意識し、愛していく様はとても美しかったです。
そして木村 拓哉さん。
いやはや、凄い役者になられたモノです。
木村 拓哉さんは、総理大臣を演じても、検事を演じても「自分らしさ」を失わない希有な俳優だと言えます。
今回も、いかにも木村 拓哉さんらしい古代 進を演じ、アニメとは、また違った魅力を古代 進に付け加えました。
「木村 拓哉、ここにあり!」と言ったトコロでしょうか。
では「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は、ぼぼ♂ぶたじる♪的には傑作なのか?と言うと、残念ながら百点満点を付ける事はできません。
まずは、ヤマトの重厚な物語を二時間弱の映画の尺に納めるのは、最初から不可能だからです。
宇宙戦艦ヤマトは、SFでありながら人間模様が細かく描写され、それが宇宙戦艦ヤマトの魅力の一つでもありました。
人間ドラマは地球側ばかりではなく、ガミラス側に数多くあり、例えばデスラー総統を始め、ドメルなど、魅力的な敵役が多数存在しました。
そんな宇宙戦艦ヤマトの美点を廃して、かなり無理矢理、二時間弱の映画の尺に物語を納めてしまったのは、やはり失敗だったと言わざるえません。
できれば三回か、四回ぐらいに分けて「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を製作し、放映するべきだったのではないでしょうか?
その方が、商業的にも利益が上がったように思えます。
映像の世界も、かなり自由度が広がり、数年前までは魔法だった映像技術が可能になりました。
この「二時間弱の映画の尺」は、映像の世界に残された最後の壁なのかもしれません。
制作者の皆さんには、この最後の壁を乗り越える努力をお願いしたですネ。

名探偵コナン・工藤 新一への挑戦状

kuru
再放送されている「名探偵コナン・工藤 新一への挑戦状」を録画して観ています。
お馴染みのアニメ&コミック「名探偵コナン」の実写版であり、工藤 新一が江戸川 コナンになる100日前のエピソードを描く完全オリジナルストーリー。
キャッチコピーは「真夜中のコナン、はじまる」
しかし・・・・、ちょっと気に入らない部分もありますネ。
単発ドラマでの工藤 新一役は小栗 旬さんでしたが、連続ドラマ化されるに当たって溝端 淳平さんに変更されました。
これは、まぁ良いです。
ですが、毛利 蘭役が黒川 智花ちゃんから忽那 汐里ちゃんに、鈴木 園子役が岩佐 真悠子ちゃんから、AKB48の秋元 才加ちゃんに変わっています。
これが気に入らないネ。
忽那 汐里ちゃんは、どう考えたって毛利 蘭じゃないよ。
やっぱり「家政婦のミタ」の阿須田 結だもん。
どう見たって、空手の達人って雰囲気はないネ。
もっとも、アニメ&コミックでは江戸川コナンの愛らしいお姉さんと言う役所の毛利 蘭ですが、工藤 新一の前ではただの恋人。
これは忽那 汐里ちゃんが、と言うよりも毛利 蘭と言う登場人物の変化なのかもしれません。
面白いなぁと思わせるキャスティングもありましたネ。
妃 英理の大塚 寧々さんはハマっていましたねぇ。
同様に毛利 小五郎の陣内 孝則さんも見事な配役。
捜査一課のアイドル、佐藤 美和子警部補を上野 なつひさんが、高木 渉巡査部長を土屋 裕一さんが演じておりました。
名探偵コナンのストーリーでは佐藤警部補と高木巡査部長は、事実上の恋愛関係。
実写版でも、その描写がなされたら面白いのですけどネ。
目暮 十三警部役を、西村 雅彦さんや伊武 雅刀さんが演じていましたが、こちらの方は登場が少ないようです。
個人的に嬉しかったのは「なにわの高校生探偵」こと服部 平次役で松坂 桃李さんが出演されていた事です。
松坂 桃李さん、そう「侍戦隊シンケンジャー」の「殿!」です!
いやはや、松坂 桃李さん、すっかりビッグネームになられたのですねぇ。
なにわのおっさんとしては、松坂 桃李さんの関西弁に少々違和感があるのですが、ヤキモチ焼きな服部 平次の恋人、遠山 和葉を演じる岡本 玲ちゃんとのコンビは、なかなか良いです。
アニメ&コミックの実写化には、どの作品にも賛否両論ありますが「名探偵コナン・工藤 新一への挑戦状」はなかなか秀作ではないか?と思います。
できれば、これ以上、配役の変更はやめてほしいけどネ。

家政婦のミタ

nana
先日、最終回を迎えた「家政婦のミタ」の録画を観ています。
頼まれたことは何でもやるが、常に無表情でミステリアスな家政婦の三田さん
母親の死により崩壊寸前の阿須田家に派遣されてきた彼女は、家政婦の仕事は全て、ほぼ完璧にこなします。
wikipediaによりますと、三田さんが所得する免許・資格は、珠算検定1級・ボイラー技師1級・ビオトープ管理士・家庭調理技能検定・食育アドバイザー資格などで、他にも英語、フランス語、インドネシア語、ロシア語、イタリア語、ドイツ語、中国語、スペイン語の他国語技能検定各1級を所持。
家事全般における洗練されたスキルと、1秒単位にも及ぶ時間感覚の正確さ、さらに他人の言葉でさえ一字一句間違えず覚える記憶力を備え、あらゆる仕事を完璧にこなす凄腕の家政婦さんです。
家事以外にも多様な分野・数学・現在のトレンドなどあらゆる知識を備えており、顧客の要望には家政婦の域に留まらずあらゆる面で対応。
そればかりか、阿須田家次男の海斗が57秒でルービックキューブを完成させると、三田さんは5秒で完成させました。
ちなみにルービックキューブの世界記録は8秒台。
もう、三田さんは完全に人間離れしているのです。
そんな三田さんですが、常に無表情かつ機械的。
そして笑わない。
さらに命令されれば犯罪行為も平然と行うと言うトンデモナイ女性です。
そんな三田さんに振り回される阿須田家の人々ですが、彼女の奇抜な行動によりバラバラだった家族は絆を取り戻していき、やがて三田さんに絶対的な信頼を寄せるようになります。
ところが、この三田さん自身にも壮絶な過去があり、それによって感情表現が減少してしまい、笑う事を封印してしまったのでした。
三田さんの笑顔を取り戻そうと悪戦苦闘する阿須田家の人々。
最終回、三田さんは笑ってくれのでしょうか?なんてお話でした。
まぁ・・・・・、僕は当初「実は三田さんはサイボーグだった」なんてオチで終わるのじゃないか?なんて勝手に想像していたのですが、意外や意外、実にディープな人間ドラマで驚かされましたネ。
三田さん役の松嶋菜々子さんは、意外な事にこの「家政婦のミタ」が日本テレビの連続ドラマ初主演作で、他局を含めた連続ドラマとしては2年ぶりの主演作であり、単独主演作としては実に11年ぶりの出演だった訳ですが、間違いなく本作品は彼女の代表作となった事でしょう。
驚いた事に、この「家政婦のミタ」ビデオリサーチの調査によると、最終回の平均視聴率が関東地区で40.0%だったそうです。
2011年に放送された全番組の最高視聴率で、ドラマで40%以上を記録したのは実に11年と9カ月ぶり。
「家政婦のミタ」は21世紀初の視聴率40%ドラマとなった訳です。
年間視聴率8年連続3冠が目前だったフジテレビは、さぞかし悔しがっているでしょうネ(笑)
とは言ったものの、この数字はテレビ界全体にとって朗報なのではないでしょうか。
高い予算をかけなくても良い作品を丁寧に作れば視聴者は観る事を証明したのです。
視聴率低迷で「テレビは終わった」などとも揶揄される現代ですが「家政婦のミタ」は、2012年のTVのありかたを示してくれたのでしょうか。

仮面ライダーオーズ最終回

神尾祐
とうとう終わっちゃいましたねぇ。
実は大阪では高校野球中継のために仮面ライダーオーズの放送が、他の地方とはズレているのです。
また、ゴルフのための放送休止もありましたネ。
ここらヘンは、関西人にとっては少々不満ですが、全体を通して非常にクオリティの高い仮面ライダーに仕上がっていたと思います。
正直に言えば、やっぱり仮面ライダーWの方がよかったかな?なんて思う部分もありますが、中途半端で終わってしまったディケイドや、物語が混乱しがちだったキバよりも、僕はオーズを評価しますネ。
また、特撮ファンには非常に嬉しい俳優さん、女優さんが出演されていたのが、とてもよかったです。
特に・・・、
超星艦隊セイザーXの三浦 涼介さん。
トミカヒーロー レスキューフォースの岩永 洋昭さん。
美少女戦士セーラームーンの松本 博之さん。
この三人に関しては、以前とはかなり印象の違った役に挑戦されており、役幅の広さを感じました。
またゲストとしてつみきみほさんや人見早苗さんがチラっと出演されていて驚かされましたネ。
一年間、素敵な物語をありがとうございました。
感謝を込めて総評を送ります。

渡部 秀さん=仮面ライダーオーズ・火野映司役
いやはや頑張っていましたねぇ。
画面を通して見ていても、彼が一生懸命だったのがよくわかりました。
まだまだ俳優としては新人さんですが、放送当初から何やら貫禄を身に付けており、将来有望な人物ではないでしょうか。
火野映司の役柄のせいで、大人しくて真面目で礼儀正しい青年の印象が強いのですが、今後は違った役にも挑戦してほしいです。
また、女性ファンの中には「渡部秀くんのお尻が好き!」なんて声もあったそうな?
映司のパンツシーンは、もっと多くてもよかったかもしれませんネ。

三浦 涼介さん=アンク・泉信吾役
三浦浩一さんと純アリスさん夫妻の三男でもある三浦涼介さん。
流石に俳優サラブレットとでも言うべきか、素晴らしい演技でありました。
「憎めない悪役」と言うキャラクターは、非常に難しい演技が必要とされるのです。
いえ、演技力ばかりではなく、持って生まれた「才能」も不可欠です。
そんな憎めないアンクを見事に演じた三浦 涼介さんは名優と呼ぶに相応しいでしょう。
個人的な意見として断言しますが、三浦 涼介さん以外にアンクを演じれた俳優は、この世に存在しないと思います。
超星艦隊セイザーXのケインに、アンクと、それぞれの物語で違った魅力を見せてくれる三浦 涼介さんの次の役に期待しています。

高田 里穂ちゃん=泉比奈役
こんな可愛らしい女の子が居たのか?と、一目で大ファンになってしまった女優さんです。
加えて泉比奈が怪力美少女と言う、見た目とのムチャクチャなギャップもあって、すっかり彼女には魅了されてしまいましたネ。
放送当初はほっそりした印象がありましたが、終盤ぐらいから少し体付きがふっくらしてきたように思います(服の上から印象なので、なんとも言えませんが・・)
年齢的に思春期太りに差し掛かっているのかもしれませんネ。
ひょっとしたら「太っちゃった」なんて思ってダイエットを考えているのやもしれませんが、そんな必要は無いよ、と言ってあげたいです。
可愛らしいだけでなく、これからは「綺麗」と呼ばれる女優さんに成長されるのでしょうねぇ。
まぁ・・スケベなオジサンの意見としては、水着グラビアなんかに登場してくれると嬉しいです(笑)

君嶋 麻耶さん=後藤慎太郎 /二代目仮面ライダーバース役
正直言えば後藤慎太郎の第一印象が、あまり良くありませんでした。
鴻上光生(宇梶剛士さん)率いる鴻上コーポレーションに席を置くランドベンダー隊長、と鴻上光生のイメージが限りなくグレーだったせいで、その部下だった後藤慎太郎が「コイツ、ワルなのか?善玉なのか?」と、疑惑の目で見てしまうような不思議な登場人物でしたネ。
物語が進むにつれ、後藤慎太郎の印象はガラっと変わってきます。
彼は今時珍しい熱血漢であり、そして不器用なぐらい真面目で、自分の無力さに唇を噛み締めるような、誠実な人物なのです。
君嶋 麻耶さん、この類のドラマ出演は初めてらしく、当初は演技に戸惑いが感じられました。
ただ、元々才能のある人です。
攻撃的な視線の作り方や、悔しさの表現など、役者としての上手さを所々に見せてくれましたネ。
モデルとしても、俳優としても、これからの活躍を楽しみにしています。

岩永洋昭さん=伊達明 / 初代仮面ライダーバース役
とにかくカッコよかったですねぇ。
トミカヒーロー・レスキューフォースの石黒鋭二隊長と少々カブったような感じがしなくもありませんが、キッチっと役分けするためにヒゲをたくわえるなど、随所に役者魂を感じずにはいられませんでした。
伊達明は「道に迷った主人公を正しい道に導く」と言う、これまでの特撮ドラマでは堅苦しくなりがちだった登場人物を、実に上手く表現した希有なキャラクターかと思います。
後藤慎太郎とは相反するような、ちょいワルで、ちょっぴりお茶目、それでいて重くて深い台詞のハマる登場人物を、僕は伊達明以外には知りません。
もうベテランと言って差し支えないような年齢になる岩永洋昭さん。
伊達明同様、若手俳優の良き道標となってほしいです。

有末麻祐子ちゃん=里中エリカ役
欲を言えば、もうチョット出番が欲しかったかなぁ。
どちらかと言えばお笑い担当気味だったのは、やはり浅井企画所属だったせいでしょうか。
綺麗な脚の持ち主で、物語では女の子達のお手本になりそうなファッションを披露してくれましたネ。
里中エリカの役柄上、意図的に言葉の抑揚を抑えた無感情気味な喋り方をしていたようで、少し演技力が荒削りに思えましたが、また他の番組の出演で確認してみたいです。

甲斐まり恵さん=白石知世子役
甲斐まり恵さんも、もうチョット出番が欲しかった。
クスクシエの店長でコスプレ趣味、江戸っ子気質なお姉様、と変わった登場人物を演じていましたが、毎週のようにコスチュームが変わっていくのが楽しみでした。
実は甲斐まり恵さん、オーズ・キャストの中では未来穂香ちゃんに次いで、もっとも小柄だったのです。
未来穂香ちゃんは155センチですが、14歳の年齢からすれば平均的。
甲斐まり恵さんは161センチ。
決して背が低い方ではありませんが、なにせオーズ・キャストは全体的に長身な方が多かったのです。
男性陣は神尾佑さん、宇梶剛士さん、岩永洋昭さんが187センチ、渡部 秀さん、三浦 涼介さん、君嶋 麻耶さんが180センチ前後。
女性陣でも有末麻祐子ちゃん、高田 里穂ちゃんが165センチ前後。
そんな長身なキャストの中にあって、小柄である事を感じさせなかったのは、やはり甲斐まり恵さんの演技力あっての事ではないでしょうか。
しかし「やじうまプラス」のお天気キャスターを担当していた頃には、まさか仮面ライダーに登場するとは思っていませんでしたネ。
今度は、どんなお姉様を演じてくれるのか、楽しみです。

神尾 佑さん=真木 清人役
「素晴らしい!」の一言に尽きます。
ドラマのSPでは、無口で冷静な警護官・石田 光男を演じた神尾 佑さん。
この石田 光男、けっこう好きな登場人物なのです。
余談ですが、石田 光男は「踊る大捜査線」のスピンオフ・ムービー「警護官・内田 晋三」にも登場しており、ドラマSPの主要人物では、もっともお披露目の早かったキャラクターです。
この石田 光男は、見るからに胡散臭い尾形 総一郎(堤真一さん)や、人間離れした超能力を発揮する井上 薫(岡田准一さん)とは違い、とても庶民的。
寡黙な男の象徴と言うべきか、極めて意志が強く、不言実行タイプで警護課四係の中で最もSPを体現している存在です。
SPの物語ではサブリーダー的存在で誰からも慕われていますが、実はバツイチで子供がいるものの、仕事が忙しく会えない日々が続いており、出動時には3歳の娘の写真をお守り代わりに装備する、と言う、なかなか泣かせるお父さん。
そんな石田 光男を演じていた神尾 佑さんが、この仮面ライダー・オーズではまったく違う登場人物である真木 清人役だった訳ですが、このドクター真木がとにかくキモチ悪い。
なにせ感情が顔に出ない、言葉に出ない、人間でありながらグリードっぽい。
そんな風に思っていたら、ホントにグリードになってしまい、ビックリ仰天だった人でしたネ。
愛車が初代VWビートルと言う演出も心憎かったです。
神尾 佑さん、実はアクションも得意で、殺陣や乗馬なんてお手の物。空手は初段の腕前の、かなり動ける俳優さん。
そんな特技を封印し、とにかく得体の知れない化け物っぽいキャラクターに徹してくれたのは、頭が下がるばかりです。
本当は神尾 佑さん、とっても爽やかな笑顔の持ち主で、仮面ライダーオーズのHpには、その清涼感たっぷりの笑顔が記載されていました。
三浦 涼介さん同様、今後はどんなキャラクターを演じてくれるのか、楽しみです。

山田 悠介さん=ウヴァ役
D-BOYSのメンバーである山田悠介さん、もうチョット出番が欲しかったところです。
グリードの中では一匹狼的な存在でしたネ。
低音の魅力的な声の持ち主で、声優さんとしての活躍も期待できそうです。

橋本 汰斗さん=カザリ役
同じくD-BOYSのメンバーの橋本汰斗さん、やはりもうチョット出番が欲しかった。
ノリの軽い詐欺師っぽいカザリを演じるために銀髪にしていた訳ですが、そのために素顔がわかりにくくなったのは残念。
なんでも黒髪で登場すると子供達からは偽物扱いされたのだとか(笑)
山田 悠介さん同様、橋本 汰斗さんも声の演技が達者でしたネ。

松本 博之さん=ガメル役
ガメルの登場した時には「えっ!」なんて思いましたねぇ。
美少女戦士セーラームーンのネフライトとは、まったく違っていましたからねぇ。
なにより、こんな無邪気な青年役を松本 博之さんが演じきれるとは本当に驚きでした。
メズール役の未来穂香ちゃんや、メズール怪人態の声のゆかなさんとの相性も、非常によかったと思います。
個人的な印象を言えば、松本 博之さんは善玉役の方がハマるのではないでしょうか。
またスーパーヒーロータイムでお会いしたい俳優さんです。

未来 穂香ちゃん=メズール役(怪人態の声=ゆかなさん)
彼女も一目で大ファンになっちゃいましたネ。
仮面ライダーオーズ終了後は、めざましテレビ「MOTTOいまドキ!」にレギュラー出演されています。
メズールとして仮面ライダーオーズに登場した時は、驚く無かれ13歳!
なんとも汚れなきダークヒロインでした。
終盤再登場した時には14歳になっていたせいか、可愛らしさだけでなく、妖艶さまで身に付けており、成長ぶりに驚かされました。
これから楽しみな女優さんです。

ゆかなさん=メズール怪人態の声役
清楚な未来穂香ちゃんがダークヒロインを演じきれたのは、声を当てていたゆかなさんの助力があったからでしょう。
終盤再登場したメズールが人間態のまま妖艶さを醸し出せたのは、未来穂香ちゃんがゆかなさんに触発されたのではないか?と僕は推理しています。
やはり、というべきか、流石というべきか、今回のメズール怪人態の声はゆかなさんらしい役だったのではないでしょうか。
声優さんは、どうしてもアニメが活動のメインになりますが、特撮ドラマで声を聞けるのが嬉しかったりします。
また、スーパーヒーロータイムで声を聞かせてほしいですネ。

飛田光里くん=ロストアンク役
これはミスキャストだったんじゃないかなぁ。
子役がブームだから、ロストアンクを子供にしよう、と言う魂胆が、チョット見え隠れしていましたネ。
出番も少なかったし、ロストアンクの不気味さを表現するのは、年齢的に言っても無理があったでしょう。
本当は実力のある子役俳優だったと思うのですが、それを発揮する事ができなかったのは残念です。

ロストアンク怪人態の声=入野 自由さん
人間態のロストアンクが失敗気味だったのに対して、怪人態の方はなかなか成功していたようです。
これはスーツアクターの高田 将司さんの好演もさる事ながら、入野 自由さんの声も上手かったせいだでしょうネ。
正直に言えばロストアンクは人間態無しでもよかったのじゃないかな?なんて思います。
入野 自由さん、「千と千尋の神隠し」のハクなど、透明感のある少年の声が非常にハマる声優さんですが、悪役をやってもキチっと演じるトコロが流石でした。

宇梶 剛士さん=鴻上光生役
放送初回から宇梶 剛士さんの登場にはホントに驚きました。
まさかこんな大物俳優さんが仮面ライダーに出演されるとはねぇ。
役者経験の浅い渡部 秀さんや君嶋 麻耶さんにとっては、宇梶 剛士さんとの共演は、少なからずプレッシャーだったかもしれません。
前作、仮面ライダーWには寺田 農さんが、ディケイドには石橋 蓮司さん、キバには松田 賢二さん、そして電王では石丸 謙二郎さん、と昨今の仮面ライダーではそれなりにビッグネームな俳優さんが出演されるのが通説となっているようです。
しかし、限りなくグレーな登場人物でしたねぇ。
なにやら悪党っぽい雰囲気を出しているかと思えば、コロッと善人になってみたり、敵なのか、味方なのか、最後までわかりにくいキャラクターでした。
掴み所のない鴻上光生を、ちょいワルの雰囲気たっぷりの宇梶 剛士さんがハジケて演技していたのですから、非常に魅力的な登場人物に出来上がっていましたネ。

全体を通して、視聴者に物語の展開を読ませない作りはとてもよかったです。
グリードと言う明確な敵の存在を示しながら、鴻上コーポレションと言う、敵なのか、味方なのか、わかりにくいグレーゾーンの組織があったり、グリードであるアンクが味方していたり、バースの開発者であるドクター真木がグリードと密通していたり。
また、味方だと思っていた伊達明が寝返ったり、かと思えば「実は敵のフリをしていたんだ」なんて、TVの前で「えっ!」と叫んでしまうようなストーリー展開の妙技はチーフプロデューサーの武部 直美さんや、メインライターの小林 靖子さんの努力の賜だったのだと思います。
難点を言えば、せっかく魅力的な俳優、女優さんが出演されていたのだから、サブキャラクターにも、もっとスポットを当ててほしかったですネ。
とくにグリード達の出番は明らかに少な過ぎました。
そんな中でも、特に未来 穂香ちゃんと松本 博之さんは、途中からまったく登場しなかった訳で、お二人が大好きなぼぼ♂ぶたじる♪は少々寂しかったです。
もっとも短い30分番組では、これが限界なのかもしれません。
しっかりと長寿番組として足場を固めつつある仮面ライダーは、そろそろ特番して一時間のスペシャルを企画するべきではないかと思います。
さてさて、明日からは仮面ライダーフォーゼが始まります。
今度はどんな仮面ライダーになりますことやら、楽しみです。
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