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金城 大和 さん

20150419
獣電戦隊キョウリュウジャーで有働ノブハル/キョウリュウブルー役だった俳優さんです。
「金城」と書いて「きんじょう」と読むそうで、日焼けした健康的な肌色とあいまって南国出身なのかな?なんて思っていたら、やはり沖縄県那覇市出身。
ちなみに妹さんはシンガーソングライターのしおり さん なのだとか。
2002年高校卒業と同時に上京。
その後、それなりに御苦労もされたようで、キョウリュウブルー/有働ノブハル役を演じる事となった時には「この年でヒーローになるなんて…」と喜びを表していたそうです。
いやぁ~大好きでしたねぇ、のっさん!
このトコロ、スーパーヒーロータイムではたびたび若者とは呼びにくくなった年齢(失礼?)の役者さんが配役される事が多い様で「仮面ライダーウィザード」で仮面ライダーグリーンメイジを演じた川口 真五 さんは1978年2月4日生まれ2015年4月現在37歳。
「特命戦隊ゴーバスターズ」で岩崎リュウジを演じた馬場 良馬 さんは1984年12月15日生まれの2015年4月現在30歳
金城 大和 さんに至っては1983年9月9日生まれ2015年4月現在31歳。
放送当時は29歳だった訳ですが、もう、低学年の子供達にとっては「父親」と等しい年齢な訳です。
これは制作者側が、子供達にとってもっとも身近な男性である「父親」をヒーローの姿と重ね合わせようとしているのかもしれませんネ。
もっとも、メタボなオジサンとしては、この試みには大賛成です。
のっさんこと有働ノブハル、口癖は「よいしょ!」「よっこいしょ!」。
ダジャレなどのオヤジギャグが大好きで、ジョークで仲間を盛り上げようとおどけた態度を取るためにカルく見られがち。
しかし、素顔はお人好し、真面目で心優しく、骨身を惜しまず働いて、さらには頭も切れます。
流石はメンバーの最年長者、思慮分別や人生経験を持ち合わせた、理想のお父さんです。
真面目で心優しい理想のお父さん、実は当初、家族をデーボス軍団との戦いに巻き込みたくないがためにキョウリュウブルーである正体を隠していました。
ところが桐生 ダイゴ(竜星 涼 さん)との触れ合いで「家族こそが力の源」だと悟ります。
「家族こそがパワー」を信念とするキョウリュウブルー、以後、「鎧の勇者」の名にふさわしく専用武器であるステゴシールドを駆使して、獣電戦隊の守護神の如く防御面を一手に引き受けます。
キョウリュウブルーのスーツアクターだった高田 将司さんは名乗り時のポーズはプロレスラーの武藤 敬司さんを意識していたそうで、怪力ノブハルを演出するのに名花を添えていましたねぇ。
「ノブハル投げ~!」なんて、真似て絶叫した子供も居たのではなかろうか(笑)
物語の中では有働ノブハルは女性にモテないと言う設定で、女性にモテるイアン(斉藤 秀翼さん)や空蝉丸(丸山 敦史さん)を羨んでいますが、これは妹、福井 優子(木下あゆ美 さん)が嫉妬して、ノブハルに近付いてくる女性を追い払っていたのではないか?と勘ぐってしまいますネ。
キョウリュウジャーの後日談ではキャンデリラを想って救うために消滅したアイガロンに義理立てしたのか、有働ノブハルは生涯独身を貫いたそうです。
個人的には木下あゆ美 さんと金城 大和 さんの掛け合いがもっと見たかったですねぇ。
脚本を担当した三条 陸さんによると、ノブハルと優子は常時一緒にいるような形を想定していたのだとか。
ところが出演者の多さなどから、この設定には無理があったらしく、木下あゆ美 さんの出番は脚本段階でカットされたものが多かったそうです。
なんとも残念な編集だなぁ、と悔やんでしまいますねぇ。
金城 大和 さん、キョリュウジャーの撮影終了時に髪を切ってしまい、その後に撮影されたキョリュウジャーではカツラを着用しているそうです。
髪を切った金城 大和 さんのお姿は「逆転弁護士ヤブハラ」の大山 国浩 役で確認できますが、いやはや「これがのっさん?」と見間違えるぐらいのイケメンぶりでありました。
ちなみに「逆転弁護士ヤブハラ」には「特命戦隊ゴーバスターズ」の岩崎リュウジ/ブルーバスターだった馬場 良馬さんも、風見 志朗と言う、何処かで聞いたような役名で出演されています。
金城 大和さん にしても、馬場 良馬さん にしても、年齢的に中堅俳優と言うべきなでしょうか。
新人と呼ばれる時代を通り越し、それなりの経験を積んだ役者さんに求められる演技は、決して簡単ではないと思います。
ベテランと呼ばれるまでの伸び代と、確かな演技力を兼ね備えた中堅俳優さん達の活躍が楽しみですねぇ。
金城 大和さん 応援していますよぉ~♪
なろう事なら、また、のっさんに逢いたいですねぇ。

斉藤 秀翼さん

斉藤秀翼
「獣電戦隊キョウリュウジャー」でイアン・ヨークランド/キョウリュウブラックを演じていた俳優さんです。
「秀翼」と書いて「しゅんすけ」と読むそうで、なかなかカッコいい名前の役者さんですが、名前負けしていないトコロがなかなか良いですネ。
実を言うと斉藤 秀翼 さん、「家政婦のミタ」では、ヒロイン阿須田 結(忽那 汐里 さん)の元カレ役で登場していました。
その時から斉藤 秀翼 さんは「美少女を捨てる悪いイケメン」と印象があり、キョウリュウジャーでもプレイボーイなガンマンと言う役柄でしたから、正直言って第一印象が良くなかったのです。
また「ブラック」と言う色も、子供は否定的なのではないか?と僕は推察します。
あくまで僕が子供の頃の価値観ですが「怖いおじさん」は「黒い服」を着て「黒い車」に乗っていたように思えるのです。
まぁ・・・、今の子供達が同じだとは思えませんが。
そんな第一印象の悪かったイアン・ヨークランド。
プレイボーイな学者で、しかも射撃の名手。
孤独を好み、自分勝手で、捻くれた態度も目立ち、誤解されやすい。
実際、僕も誤解していた訳です。
そんな誤解が物語が進むにつれて印象がドンドン変わっていきます。
イアンは心根の優しい青年でありました。
ただ、過去のトラウマに捕らわれ過ぎていたのか、素直になれない部分が多々あるのです。
そんなイアンが仲間達と触れ合い、協力しあい、助けあって成長していく展開はキョウリュウジャーの物語の、もう一つの見所だったと思います。
桐生ダイゴがとても魅力的な登場人物で、それを演じた竜星 涼さんが、とても上手な役者さんでしたから、他のキャラクターが影に隠れてしまいがちなはずですが、そうはならないのがキョウリュウジャーの素晴らしいところでした。
最後には、イアンは「理想のサブリーダー」である、なんて思いましたネ。
成功する企業の社長が、もっとも求める人材は「自分より優秀な部下」だと言います。
このイアンのような部下が居れば、その企業の成功は約束されたようなものでしょう。
キョウリュウジャーの強さの秘密はキョウリュウブラックにある、と思わせるような優れたサブリーダーのあり方は見事でした。
斉藤 秀翼 さん、チョイワルな雰囲気が、なかなか素敵な役者さんではありませんか。
今度は本当の悪役を演じてみるのはいかがでしょう?

竜星 涼 さん

20150405
「獣電戦隊キョウリュウジャー」で桐生ダイゴ/ キョウリュウレッドを演じていた美青年さんです。
いやはや、また良い役者さんが出てきましたねぇ。
イケメンだし、鍛え抜いた無駄の無い肉体の持ち主でもあります。
また、彼の俳優初挑戦となったテレビドラマ「素直になれなくて」のプロデューサー中野 利幸 さんは、竜星 涼 さんの俳優としての応用力や空気に馴染む早さを称賛しており、撮影で回を重ねていくうちに上手くなっていく様子を「たぶん役者としての勘がいいんだと思いますよ」と評価しているのです。
これだけ素質と才能に恵まれながら1993年3月24日生まれ、2015年現在で22歳と言う若さなのだから、もう末恐ろしいほどの役者さんですネ。
スーパー戦隊のリーダー「レッド」を演じるのは、カッコいいだけでは勤まりません。
特に桐生ダイゴは「キング」の愛称があるほど強いカリスマ性を求められる役でした。
竜星 涼 さんの年齢で、人を引き付けるカリスマ性を表現するのは並大抵の事ではなかったと思います。
竜星 涼 さんの才能と努力があってこそ、キョウリュウレッドはより一層輝きを増したヒーローとなったのでしょう。
スペシャルドラマ「女信長」では森 蘭丸 役を演じ、「GTO」では芹澤 航平 役で出演した竜星 涼 さん。
TVでお会いするのが楽しみな俳優さんの一人です。
できればもう一度、桐生ダイゴに逢いたいですねぇ。

獣電戦隊キョウリュウジャー


キョウリュウジャーが終了し、仮面ライダー鎧武も終わちゃって、トッキュウジャーまで終わっちゃて新しいニンニンジャー、仮面ライダードライブまで始まっているのに、今更、総評ってのもおかしな話なんですが・・・・・、
前作の「特命戦隊ゴーバスターズ」は従来のスーパー戦隊の「お約束」的な設定を敢えて復唱せず、新たなスーパーヒーローのスタイルに挑戦した意欲的な作品でした。
僕は、安定志向な作品作りの多いドラマの世界にあって大胆なチャレンジを行った「特命戦隊ゴーバスターズ」を高く評価します。
しかしゴーバスターズは視聴率が低迷し、ビジネス的には成功したとは言えなかったのは、やはり認めざる得ないところでしょう。
そんな反省を踏まえたのか、「獣電戦隊キョウリュウジャー」はストレートな「スーパー戦隊の王道」的な物語に脚色されています。
モチーフが恐竜と言うのも、スーパー戦隊ではありがちでしたネ。
僕を含めた視聴者には、やはり「お約束」的な物語をスーパーヒーロータイムに求めているのかもしれません。
もっとも「お決まりのパターン」ばかりではなく、新しい試みや、懐かしいテロップやギミックの復活もありました。
「獣電戦隊キョウリュウジャー」ではヒロインが一人だけで「電撃戦隊チェンジマン」以来、28年ぶり戦隊イエロー不在の作品となっています。
これは東映の大森 敬仁チーフプロデューサーによると「キョウリュウジャーは恐竜に打ち勝つ必要ある」ため、男性の比率を高めて「強さ」を強調したそうです。
また、最近のスーパー戦隊では女性がイエローを演じる作品が続きました。
このため現代の男の子に「黄色は女っぽい」と受け取られる、という可能性を危惧し、敢えて黄色をメンバーから外したのコメントしたのだとか。
もっともキョウリュウジャーの次の作品である「烈車戦隊トッキュウジャー」ではイエローが復活しているし、ヒロインも二人に戻っています。
更には「手裏剣戦隊ニンニンジャー」男性イエローが復活、実に黄色男性戦士は2005年「魔法戦隊マジレンジャー」以来10年ぶりなのだそうです。
スーパー戦隊における「黄色」と言う存在のあり方は、ちょっと考察してみる必要がありそうですネ。
今回は、出演者に非常に魅力的な俳優、女優を起用したのは、とてもよかったと思います。
そして、それぞれの登場人物が強烈な個性を発揮しながら、固い絆で結ばれチームワークで勝利を掴む物語は流石でありました。
スーパー戦隊の王道を、しっかりと、堂々と、踏みしめて作られたのが「獣電戦隊キョウリュウジャー」だったと僕は思います。
遅ればせながらの感謝の言葉になりますが、制作スタッフのみなさん、魅力的な出演者の方々、素晴らしいお話をありがとうございました。

仮面ライダーウィザード総評

20140713
もう放送が終了してしまって随分と時間が経ってしまったので、今更、総評っていうのもおかしいのですが・・・・。
現在(2014年7月)放送中の仮面ライダー鎧武も含めて、昨今の仮面ライダー・シリーズは本当に高いグレードを保っています。
これだけ仮面ライダーばかりやっていると、ともすればマンネリ化してしまいそうなモノですが、そこは脚本の、きだ つよし さん、香村 純子さん、石橋 大助さん、會川 昇さんが苦労なされたようで、平成仮面ライダーシリーズ第14弾では、シリーズとしては初めて「魔法使い」をテーマとしました。
これは前作の「仮面ライダーフォーゼ」がメカニカルな設定で内容もSF的な要素が強かったため、趣向を変えてファンタジー路線の極みのライダーを作る、という方針がとられたためだったそうです。
また「フォーゼ」の如月 弦太郎がひたすら明るい主人公だったのに対して、「ウィザード」の操真 晴人は、戦いや厳しい逆境の狭間に晒され苦悩する場面も多く、敵役では、終盤のストーリーの主軸となったソラは、異形の存在となってしまった事の苦しみや、人間としての心の在り方や力の使い方が語られるなど、平成ライダーシリーズの最初の頃に見られた要素も組み込まれています。
「希望」が仮面ライダーウィザードの、物語のキーワードになっています。
「希」な「望み」とは、なんとも皮肉な言葉ですが、人は「希望」を道標に命を紡いでいきます。
希望を失った時、人は絶望し、そしてファントムを生み出してしまう、と言う仮面ライダーウィザードの設定の骨子は、とても良かったです。
そして「絶望するな、俺が最後の希望だ」と語りかける仮面ライダーウィザードは、少なからず観る者に勇気を与えるモノでした。
絶望しなかったから魔法使いになれた、と言うウィザードの姿は、子供達にあきらめない心を育てたのではないでしょうか。
制作スタッフのみなさん、素敵な物語をありがとうございます。
感謝を込めて総評を送ります。

操真 晴人 / 仮面ライダーウィザード役=白石 隼也さん
典型的な「しょう油顔」のイケメン俳優さんで、初登場の時には「また良い役者さんが出てきたなぁ」と思いましたネ。
「仮面ライダーウィザード」の後には「彼岸島」にも出演されて、俳優としてのキャリアを重ねているようです。
操真 晴人は難しい役だったのではないでしょうか。
最初の頃はブラックジョークを語ってみたり、ドーナッツ大好きのなにやら「ノリの軽いお兄さん」でしたが、物語が進むにつれ、両親を失った悲しい過去を秘めていたり、サッカー選手だった経歴が明らかにされたりと、なかなか重厚な人間性をもった青年で、観ている方も「晴人って・・・・、ああ、こんな過去があったのか」と、感慨深く思っていました。
難しい主人公を、白石 隼也さんは立派に演じきったと思います。
なんとも清涼感のある笑顔の持ち主で、この笑顔の出番が少なかった「彼岸島」は白石 隼也さんの魅力を充分に発揮できなかったのではないでしょうか。
「彼岸島」自体は良いお話なのですが、これだけ爽やかな笑顔の持ち主は、やっぱりホラーには向かないように思います。
白石 隼也さんは「仮面ライダーウィザード」と同じ時期に日本TVのバラエティ番組「ヒルナンデス!」の金曜レギュラーを勤めており、こちらでは「仮面ライダーウィザード」同様、さわやかな笑顔がたっぷり拝見できました。
ひょっとしたらバラエティ番組に向いているのかもしれませんネ。

コヨミ 役=奥仲 麻琴さん
「仮面ライダーウィザード」の放映時期、AKB48の島崎 遥香さんをはじめ「困った顔の可愛い美少女」がちょっとしたブームなった事があります。
奥仲 麻琴さんも、そんな困った顔の可愛らしい女の子で、薄幸の美少女コヨミの役がピッタリでした。
奥仲 麻琴さん御本人によれば、自分とコヨミとの共通点は「激しく人見知りなトコロ」だそうです。
まぁ~、初登場の時には「なんて無愛想な女の子だろう」なんて思いましたねぇ。
近付きにくいオーラ満載。
そんなコヨミは、悲しい現実を背負って生きている悲しい美少女でありました。
いや「強制的に生かされている」と言うのが正しいでしょう。
コヨミは不治の病で一度死んでおり、体内に生死を逆転させる魔宝石「賢者の石」が内包されて、その力でかろうじて「動いて」いるのです。
現実にはあり得ない悲しい宿命の美少女。
そんなコヨミを、暗くなり過ぎずに演じられたのは奥仲 麻琴さんの可愛らしさがあってからだと思います。

仁藤 攻介 / 仮面ライダービースト=永瀬 匡さん
いやぁ~大好きでしたねぇ、仁藤 攻介!
マヨネーズが大好きで、「皆まで言うな」が決め台詞。
さらには大食漢で風来坊、決まった場所に定住せず、公園や寺などに勝手にテントを張って寝泊まりし、勝手にバーベキューを始めてしまう言う豪快な男であります。
ニヒルでクールな操真 晴人と、熱血破天荒な仁藤 攻介のコンビは実によかった。
個人的な「セカンドライダー・ランキング」をあげると、仮面ライダーOOOの伊達 明(岩永 洋昭さん)と、仁藤 攻介は1~2位を競う存在です。
永瀬 匡さん、仮面ライダーウィザードの後にはNHK大河ドラマ「八重の桜」で青木 栄二郎を演じたり、バラエティ番組に出演したり、と活躍中であります。
また、スーパーヒーロータイムでお会いしたいですネ。

大門 凛子 役=高山 侑子さん
マニッシュなスーツ姿がお似合いでしたねぇ。
いかにも女刑事と言う立ち振る舞いが素敵だった高山 侑子さんですが、実はお父様は航空自衛隊新潟救難隊の救難員(メディック)で、2005年4月の訓練中の墜落事故で殉職され、そのお父様の追悼式でスカウトされて芸能界に入ったそうです。
また、彼女の初主演映画が航空自衛隊を扱った作品であったり、なにやら運命的なものを感じずにはいられません。
刑事や、女性自衛官と言った、現実的な「戦う女」と言う役柄が似合いそうな高山 侑子さん、また刑事ドラマなんかでお会いしたいですネ。
少し苦言を言えば高山 侑子さん、銃の扱い方がイマイチでした。
女の子に銃の扱い方を問うのも無理があるとは思いますが、これがピッタリすると大門 凛子と言う登場人物はパーフェクトだったと思います。

奈良 瞬平 役=戸塚 純貴 さん
おっちょこちょいで無駄に騒がしく、転んで物を壊したり、失敗も多い、けれど明るくて元気なムードメーカー。
奈良 瞬平は仮面ライダーウィザードではお笑い担当的なポジションで、戸塚 純貴 さんのカッコ良さがあまり表現されていなかったようです。
戸塚 純貴さん「風切羽~かざきりば~」と言う、かなりシリアスなテーマの映画に出演されておられましたが、こちらの方は奈良 瞬平とはかなり違った演技が観られ、戸塚 純貴 さんらしい役柄だったと思います。
「華がある」とは言い難いのですが、しっかりした演技のできる俳優さんではないでしょうか。
またスーパーヒーロータイムでお会いしたいですネ。

稲森 美紗&真由/メデューサ&仮面ライダーアンバーメイジ役=中山 絵梨奈さん
「仮面ライダーウィザード」の殊勲賞は、間違いなく彼女でしょう。
ミステリアスでセクシーなファントム・ミサと、まったく真逆のヒロイン・稲森 真由の二役を同時に演じきった演技力は、やはり特筆されるべきです。
ダークなミサと、清純な真由、その両方が、とても魅力的でありました。
白と黒と言うべきでしょうか。
あるいはパールホワイトとローズレッド。
2つの異なる色彩を同時に発色させ、その両方を鮮やかに見せるのは難しい事だと思うのです。
あくまで想像に過ぎませんが、中山 絵梨奈さん、演技中のモチベーションの切り替えが大変だったのではないでしょうか。
いずれにしても、彼女はセクシーな悪役も、清純なヒロインも、両方を充分にこなせる女優さんであるのは確かです。
これからの活躍に期待しています。

藤田 雄吾/フェニックス=篤 海 さん
ストーリー前半の代表的な悪役。
なにせ「死なないフェニックス」であります。
何度倒しても蘇ってきて、何度も何度もウィザードを苦しめる、仮面ライダー版ターミネーターみたいな奴です。
人格が破綻しており、優しい大門 凛子の性格を逆手にとってウィザードを苦しめる憎々しさ。
最後は燃えさかる太陽に叩き込まれ、永遠に燃やされると言う末路を迎えます。
なんとも魅力的な悪役を篤 海 さん、熱演しておられましたねぇ。
ピカレスク・ロマンっぽく、フェニックスの立場から仮面ライダーウィザードを覗いてみたくもなりましたネ。
欲を言えば、後半にも何かしらの形で登場してほしかった。
好きな悪役の一人です。

滝川 空/グレムリン=前山 剛久 さん
フェニックスに代わって後半に登場した悪役グレムリンは、なにやら子供がイタズラするような素振りでトンデモナイ悪行をしでかす厄介な奴でした。
ヘラヘラと薄っぺらい笑顔を浮かべながらやることは残忍。
掴み所のない雰囲気にはメデューサさえ手を焼く始末です。
前山 剛久 さん、ピエロをイメージしてグレムリンを演じていたのではないでしょうか。
彼の不気味な笑顔は、決して観ている者の笑いを誘いませんでしたねぇ。
フェニックスとは、また違った魅力を持った悪役のスタイルには関心させられました。
願わくば、今度は悪役でない前山 剛久 さんにお会いしたいなぁ、なんて思います。

輪島 繁=小倉 久寛 さん
またベテラン・コメディアンを配役したものだなぁ、と関心したのが小倉 久寛 さんでしたねぇ。
持ち前のお笑いセンスで「仮面ライダーウィザード」にユーモアを吹き込んでくれました。
コヨミが悲壮な雰囲気だったし、晴人も苦悩する場面が多かったから、小倉 久寛 さん演じる「おっちゃん」の存在がなければ、この物語は子供向けとは思えないほど重々しいモノになっていたと思います。
また、ユーモアばかりでなく、ヒーローヒロインを影ながら見守る父親的な役割もこなしていたのが輪島 繁と言う登場人物の素晴らしいトコロでした。
決して目立つ存在ではありませんでしたが、小倉 久寛 さんの燻し銀の演技に拍手を送ります。

木崎 政範/川野 直輝 さん
初登場の際は「出たぁ~!」なんて拍手してしまいましたネ。
そう、ゲキレンジャーのロンであります。
やはり川野 直輝 さんにはスーパーヒーロータイムが似合います。
今回は公安0課と言う、なにやら怪しげな司法職の偉い人役。
川野 直輝 さん「踊る大捜査線」での役柄でもそうですが、わりと司法職と言うのがハマるみたいです。
メガネが似合うのも意外でしたねぇ。
クールな外観に熱いスピリットを秘め、嫌味な態度をとりながらも主人公達を影で支える木崎の姿は、なかなか渋かったですヨ。
欲を言えば、もうちょっと出番がほしかったトコロです。
またスーパヒーロータイムでお会いするのを楽しみにしています。

ドーナッツ店「はんぐり〜」店長/KABA.ちゃん さん
登場当初から「アハハハ!」と笑わせてもらいましたねぇ~!
なんかKABA.ちゃん さん、だんだん化け物化しているような気がするのですが(笑)
日夜、新作ドーナッツ開発に心血を注いでいるのでしょうが、晴人はプレーンシュガーのみ、仁藤 攻介にはドーナッツにマヨネーズをかけられてしまう有様。
ファントムに襲われ、終盤にはお店を破壊されてしまい、かなり悲惨な目に遭っているのですが、悲壮感がまったくなく、ただただ可笑しいだけだったのは、KABA.ちゃん さんのキャラクターが活きているためでしょう。
本職が振付師で、仮面ライダーへの出演などは畑違いだったかもしれません。
慣れない現場でユーモアを提供してくれたKABA.ちゃん さんには御苦労様と言ってあげたいです

ドーナッツ店「はんぐり〜」店員/田谷野 亮 さん
なんだか存在感がイマイチな印象でしたねぇ。
ドーナッツ店「はんぐり〜」でのシーンはKABA.ちゃん さんのキャラが立ってしまい、田谷野 亮 さんの存在が隠れてしまったのは少なからず残念です。
特撮ヲタクとしては、この店員さんの本名なんかの裏設定が知りたいですネ(ちなみ店長の本名は上村 優)
あと、晴人がプレーンシュガー以外のドーナッツを食べて「美味い!」なんてシーンもほしかったように思います。

警視庁鳥井坂署・署長/小宮 孝泰 さん
またエラい人が配役されたなぁ、と思いました。
元コント赤信号の小宮 孝泰 さん、落語、狂言、英語劇、独り舞台プロデュースに精力的に活躍しておられ、ご多忙の中の出演だったと思うのですが、やはり出番がもう少しほしかった。
女刑事・大門 凛子をイジる、ちょっと嫌味な署長さんって役柄がピッタリだったと思うのですが。

笛木 奏/白い魔法使い=池田 成志 さん
愛情深き悪役、と言うべきでしょうか。
死んだ愛娘を蘇らせるために世界すらも滅ぼしてしまう。
悲しいほど愛の深い悪党、笛木 奏 を演じたのは演出家としても活躍中のベテラン池田 成志 さんでした。
こ~ゆ~役って、ただのイケメンでは勤まりませんよね。
このワイズマン、かなり冷酷な悪党なのです。
フェニックスやメデューサをあっさり見限ったり、どう見ても腹黒いグレムリンを幹部として引き入れたり。
そんな冷酷な悪党であるにもかかわらず、僕は笛木 奏を「悪」として観る事ができませんでした。
愛は美しい。
しかし、時にそれは人を狂わせてしまう。
笛木 奏を観ていると、そんな事を思いましたネ。

飯島 譲/ 仮面ライダーブルーメイジ=相馬 眞太 さん
ここ数年、TVでは子役タレントが大活躍ですが、飯島 譲を演じた相馬 眞太 さんもそんな子役タレントです。
「仮面ライダーウィザード」の後はNHKの「軍師官兵衛」に出演されていました。
もっとも2014年現在で16歳と言うのですから、彼の肩書きから「子役」のレッテルが外れるのも近いようです。
なんとも可愛らしい男の子で、まさか変身しちゃうとは思いませんでしたねぇ。
仁藤 攻介と師弟関係っぽい絡みもよかったし、年上の女性にほのかな憧れを持つ純朴な少年の可愛いらしさは、母性本能をクスグるものがあったのではないでしょうか。
できれば物語の早い段階で登場してほしかったですネ。

山本 昌宏/仮面ライダーグリーンメイジ=川口 真五 さん
スーパーヒーロータイムではたびたび驚かされるキャスティングが行われるのですが、この川口 真五 さんもビックリでした。
そう、「仮面ライダー響鬼」のトドロキです。
いやはや大人になったと言うべきか、渋い俳優さんになられましたねぇ。
出産間近い妻を持ち「自分の後ろに家族がいるから、守りたい!」と、良いお父さん振りを発揮する山本 昌宏の役は、今の川口 真五 さんにピッタリでした。
飯島 譲と同様、この山本 昌宏も物語の早い段階で登場してほしかったです。

さてさて・・・・・。
昨今の仮面ライダーは本当にハズレがないです。
観ていて楽しいし、面白い。
あと、びっくりするようなサプライズゲストも嬉しい。
松本 若菜 さんが女詐欺師で登場したり、八木さおり さん が晴人の過去を知る人物として出てきたり、IZAMさんが指揮者になったり、中川 素州 さんやおぐら としひろ さんが素顔で登場・・・・・・、と嬉しいゲストに関してはとても語りきれません。
個人的に好きだったのは山口 果林さんが仁藤 攻介の祖母として登場した回でした。
厳しい祖母に「いやだ~!」とダダをコねる仁藤 攻介も面白かったのですが、祖母の厳しさが愛情である事を感じた彼の姿は、涙を誘うものでした。
「馬鹿か俺は・・・・・、大馬鹿か!」と、自らを叱る仁藤 攻介の姿は、親不孝な息子には胸に詰まされるものがありましたネ。
なにせ日曜の朝は子供ばかりでなくオジサンにとって楽しみな時間であります。
スーパーヒーロータイム制作スタッフの皆さん、いつも素敵な物語をありがとう。
いつまでも、いつまでも、子供達に、そしてオジサンに夢を観させてくださいませ。
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