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ダガーナイフ

ダガーナイフ
2009年1月5日より、銃刀法が改正されました。
新しい銃刀法では、刃渡り5.5cm以上のダガーナイフの販売、及び所持が禁止されます。
ダガーナイフとは、両刃の刃物の事です。
本来、刃物は「切る」事に重点を置いてデザインされていますが、ダガーナイフは「突く」ためのナイフであり、従ってダガーナイフではリンゴの皮も剥けないし、エンピツも削れません。
言うなればダガーナイフは刃物の世界では異端児であり、落ち零れ的な存在だったのです。
そんなダガーナイフですが、異端であるが故に「突く」と言う機能を重視した美しいデザインのナイフは少なくありませんでした。
ダガーナイフでもっとも有名なのはガーバー・マークⅡでしょう。
このナイフをデザインしたのは、ナイフ界の神様R、W、ラブレスです。
ラブレスのナイフを高く評価したのが、かの文豪アーネスト・ヘミングウエーでした。
ラブレスは数多くのナイフをデザインしましたが、このガーバー・マークⅡも間違いなく彼の傑作だったでしょう。
そして・・・・・、秋葉原連続殺傷事件で使われたナイフも、このガーバー・マークⅡでした。
頭のおかしいヤツが刃物を振り回し、何の罪のない人を殺めて、その挙げ句の果てにルールを守って静かに趣味の世界を楽しむ人々に皺寄せが来る。
そんな社会の矛盾を今更どうこう言っても仕方のない事だと思います。
ただ、天才と呼ばれ、多くの人の尊敬を集め、数多くのナイフ職人に影響を与えた偉人が生み出した傑作ナイフが、一つの事件の犠牲となって、この世から消えていくのが、僕は悲しくてなりません。
R,W,Loveless様、あなたは、あなたが生み出した傑作ナイフが消えてしまうのを、どんな風に思って見ているのでしょうか?
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