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炎
どうも使い捨てライターが規制されるようです。
子どもの火遊びによる火災の事故が相次いでいることから、経済産業省は、使い捨てライターに対する規制を導入する方針で、具体的な検討を進めているそうです。
確かに子供の火遊びによる悲惨な事故は最近よく耳にしますネ。
先日も北海道で車が燃えて、4人の幼いお子さんが亡くなった事故がありました。
子供の火遊びが原因ではないかと疑われる火災はこの半年だけでもビックリするぐらい発生しています。
ぼぼ♂ぶたじる♪家には子供は居ません。
大人になりきれない子供は居ますけどネ。
実は我が家の喫煙者は僕だけで、同居している御袋様と弟は煙草を吸いません。
そんな我が家ですが、ライターは沢山あります。
自宅に何個もライターがあるというお宅は決して少なくないでしょう。
今や、一個100円どころか、4つで100円とか、煙草を10個買ったらおまけでくれるケースもあります。
中には、人形やピストルの形をしたり、光や音が出たりと、いかにも子供の気をひくようなライターまであります。
ライター全体で年間6億個が流通していて、9割が使い捨てだそうです。
子供の力でも簡単に火が点けられるライターは確かに安全とは言えません。
このため、経済産業省は子供の力で簡単に火がつけられないように一定の基準を設け、それを満たさない製品は、製造・輸入、そして、販売を禁止する方向で検討を進めているそうです。
既に欧米では広く流通しており、強い力で押さないと着火しなかったり、スイッチをいったん横向きに押してから、下に押し込む2段階の動作が必要なモノが普及しているそうです。
アメリカでは、1994年に規制が導入されて、使い捨てなどのライターについて、3~4歳児100人でテストをして、85%以上の子供が火を点けられないものしか、販売できないことになっているそうです。
EU諸国も2006年からアメリカと同じ内容の規制を導入しました。
加えて、子供の気を引きそうなおもちゃ型のライターも、全面的に禁止されました。
アメリカでは、規制を入れた後、火災による死亡事故が43%も減ったという報告もでています。
また、子供ばかりか大人のライター事故も少なくないそうで、粗悪品のライターで、炎が高くでて火傷を負ったり、使い終わったと思ってポケットの中に入れたら残り火がシャツに燃え移ったり、というトラブルも発生しているため、炎の高さなどの安全基準もつくって、粗悪品を禁止する方針だそうです。
なぁ~んかねぇ~、モヤモヤとした気分になりますねぇ~。
どんなに規制を高くしたって、こうしたライターを着火できる子供は確実に存在する。
それに子供の火遊びなんて、大昔から問題になっていた事です。
火遊びをした子供は大人に叱られたのです。
僕自身はお灸を据えられましたネ。
おにぎりぐらいのお灸を尻に据えられ、熱いと言おうが暴れようが、全然許してくれない。
僕は、これで炎の怖さを学んだのだと思います。
現代の子供達は、炎の怖さをどれぐらい知っているのだろう?
そして、炎の有り難さを、どれぐらい知っているのだろう。
人間を進化させた二つのアイテム、それは刃物と炎です。
牙を失った人類は、その代用として刃物を作り進化させ、万物の頂点に立ちました。
同様に、人間は炎を支配しようとしました。
マッチやライターの進化の歴史は、実は炎を支配しようとした人類の歩みでもあります。
そんな人類の歩みも、もはや行き詰まりに来ているのでしょうか?
鋼の剣はレーザーとなり、今やダイヤモンドすら切断する技術を人類は会得しました。
核エネルギーと言う炎を知った人類は、その凄まじい力に戸惑っています。
その一方で、ダガーナイフが禁止され、使い捨てライターが規制されようとしている。
その事に、僕は矛盾を感じずにはいられません。
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