BoBo袋

12月22日放送の「くらべるくらべらー・スペシャル」を観て、川島なお美さんが大好きになりました。
この日の放送ではカップ焼きそば、スナック菓子など今年大ヒットした中から「庶民派グルメNO.1」を決めると言う内容だったのですが、審査員は川島なお美さんと叶姉妹。
ところが叶姉妹は、妹の美香さんのみの出演。
なんでも姉の恭子さんは「庶民派グルメの仕事が入りました」と聞いた途端「あら、まぁ美香さん、ホホホッ。後は、美香さんに任せたわ。」と去っていったそうです。
TV的な演出もあるでしょうが、なんでまた叶恭子さんは庶民の神経を逆撫でするような事をするのでしょうか？
確かに美女なのだけれど、あんまり好きになれない女性タレントの一人です。
まぁ、暴走気味なお姉さんのお陰で、妹の叶美香さんは一般的に好印象を持たれているようですが、その美香さんも川島なお美さんと並ぶと格下に見えてしまいます。
番組は、このお二人に商品を試食してもらい感想を述べてもらう、と言う内容でしたが、カップ焼きそばの作り方に困惑し、アイスの「ガリガリくん」をナイフ＆フォークで食する叶美香さんに対して、川島なお美さんは実にエレガントでした。
なんとなく、廃車寸前のロールスロイスと、整備万全のフェラーリを見ているようでしたネ。
川島なお美さんは、本物のセレブだと思います。
一般的にセレブと呼ばれる人種の方は、アイスの「ガリガリくん」やカップ焼きそばなどとは縁が薄いのでしょうが、おそらく川島なお美さんはこれらの商品を食べた事があるのだろうし、嫌いではないのでしょう。
そこには庶民を見下すような視線も考え方もありません。
だいたい、日本ではセレブって言葉が間違った意味で使われているよネ。
これまで「セレブ」という概念がなくって、ただ単に「金持ち」とか「リッチ」とか言っていた訳です
それを、叶姉妹の出現でセレブと言う言葉が広まってワイドショーや雑誌なんかのマスメディアがおしゃれでゴージャスな一般人を「セレブっぽい」なんて言うようになりました。
日本のセレブは、セレブじゃなくって、ただの成金だよ。
イギリスのダンヒル社のキャッチフレーズは「良い趣味を持つ事を贅沢とは言わない」です。
本来、イギリスでは質素である事が美徳とされ、セレブだって贅沢である事を謹んでいたのが、この言葉からわかります。
特に、今はハリウッド・セレブがプリウスに乗る時代だよ。
新年は「本物のセレブ」って考えてみたいネ。