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妖怪人間ベム

annzu
またまた先日最終回を迎えた「妖怪人間ベム」の録画を観ています。
僕は最初のアニメ版「妖怪人間ベム」を、リアルタイムで観ていた年齢なのですが、まさか実写化されるとは思いませんでしたねぇ。
最初のアニメ版「妖怪人間ベム」は1968年10月7日から1969年3月31日までフジテレビ系列にて毎週月曜日の19時30分から20時00分の時間帯で放送されていました。
いつどこで誰が生み出したのか誰も知らない、人でも怪物でもない異形の生物…それが「ベム」「ベラ」「ベロ」の「妖怪人間」
妖怪人間は、仮面ライダーやウルトラマンのようなカッコの良いヒーローではありません
おどおどろしく、奇怪で怪物的な外観で、人によっては露骨な嫌悪感を持つモンスターのヒーローなのです。
そんな異形のヒーローでありながら、「妖怪人間ベム」は多くの視聴者に支持されました。
これは「正義のあり方」を徹底して描いていたからではないか?と、僕は思います。
多くの視聴者に愛された「妖怪人間ベム」は、これまでにも何度となくリメイクが企画され、実際に何度かリメイクが実現したのですが、正直言えば成功したとは言いかねる部分が少なくありません。
これは、最初のアニメ版「妖怪人間ベム」には差別的な表現が多かったためでしょう。
そんなこんなで、21世紀に帰ってきた「妖怪人間ベム」ですが、さてさて完成度はいかがなモノでしょうか?
ベム役にはKAT-TUNの亀梨和也さん、ベラ役には渡辺謙さんの愛娘でもある杏ちゃん、ベロ役には人気子役の鈴木福ちゃんが起用されました。
またドラマオリジナルキャラクターとして、刑事の夏目 章規役で北村 一輝さんが出演。
嬉しかったのはナレーションを担当していたのが、最初のアニメでベムの声を演じていた小林清志さんだった事です。
まぁ・・・、最初のアニメ版のオカルトティックな雰囲気を再現するのは、やはり現代では不可能だったようでしょう。
また、配役もイマイチでしたネ。
ベム役の亀梨和也さん、アニメ版のような重厚な人格はなりを潜め、自身の存在や他者との関係に思い悩んだり敵対する相手に熱く語りかけたりするなど、常に超然としていたアニメ版よりも、若さを逆手に取った人間味の強いベムを演じておりました。
まぁ、亀梨和也さんのベムは、21世紀の新しいベムだ、と解釈すれば悪くなかったと思います。
でも、ベラ役の杏ちゃんは、もっとサディスティックでもよかったと思うし、鈴木福ちゃんのベロは、少々可愛らしい過ぎましたネ。
この実写版妖怪人間ベムには榎本明さんが特別出演されていましたが、この扮装が最初のアニメ版ベムそのもので、なかなか似合っておりました。
ひょっとしたらベム役には榎本明さんの方が適任だったのかもしれません。
作品批評はともかく、21世紀の妖怪人間ベムはなかなかよかったと思います。
最初のアニメ版の「正義の心を持つ異形のヒーロー」と言うスタイルは、キッチリ継承されていたのが、なにより嬉しかったですネ。
物語中、ベム役の亀梨和也さんが語る台詞が、なんとも胸に染み入る言葉でしたネ。
「投げ出さないでくれないか?人間であることを」
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