BoBo袋

侍戦隊シンケンジャーで、泣いている子供を松坂桃季さん演ずる芝葉丈瑠は折り紙で紙飛行機を作って「あんまり泣くな」と慰めておりました。
今時の子供が紙飛行機で喜ぶとは思えませんが、シンケンジャーの子供達に対する優しさが現れていて、とても良いシーンでしたネ。
そういえば、紙飛行機なんて随分と長い間、作っていませんねぇ。
子供の頃はかなり夢中になっていましたが、いつぐらいから作るのをやめてしまったのか、自分でも覚えていません。
現代の子供達は紙飛行機なんて作るのかな？
作ったとして、何処か安全に飛ばせるような所はあるのでしょうか？
紙飛行機で遊べないなんて、考えてみたらチョット可哀想ですよネ。
折り紙の紀元は、しっかりとわかっていないようで、紙の紀元が中国である事から中国ではないか、とも言われています。
ただ、日本のような鶴、風船、手裏剣、兜、奴さんのような複雑なモノは諸外国では例が少なく、これらの折り紙は日本古来の伝統文化と言って良いでしょう。
遊びの文化を伝えていくのは大人ではなく子供達です。
娯楽の豊富な現代の子供達が、日本古来の伝統文化であり、遊びである「折り紙」を後の世に伝えてくれるか、ちょっと不安にならなくもありません。
ただネ、ふんわりフワフワと飛ぶ紙飛行機を見ていると、チョッピリ子供の気持ちに戻れるような気になるのです。
子供が安全に、紙飛行機で遊べるような世の中、未来はそんな世の中であれば良いですネ。