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ミハエル・シューマッハ

ミハエル・シューマッハ
驚くなかれ、F1フェラーリに「紅い皇帝」が帰ってきます。
そうです、ミハエル・シューマッハがF1に帰ってくるのです。
これはビックリしましたねぇ。
実を言うと、今年のスクーデリア・フェラーリはあまり好調とは言い難い状況でした。
大幅なレギュレーション変更に合わせて開発されたフェラーリの新型マシンF60に昨年ほどの速さはなく、開幕から4戦をノーポイントで終えているのです。
やっとドイツGPで今季初の3位表彰台を獲得する等の健闘ぶりを見せ、チョットずつですが速さを取り戻しつつあったトコロ。
なのに、ハンガリーグランプリでは予選中にブラウンGPのルーベンス・バリチェロのマシンからサスペンションのスプリングが外れ、その後方を走行していたフェラーリのフェリペ・マッサの左フロントタイヤに当たった後にヘルメットを直撃してしまいました。
フェリペ・マッサは衝撃で意識を失いタイヤバリアに突っ込むクラッシュ。
彼は重傷で、額の裂傷、頭蓋骨の損傷、脳震盪などにより緊急手術が行われたそうです。
ヘルメットの上からスプリングが当たっただけで、これだけの大怪我になるのですから、F1マシンがいかに恐ろしい速度で走っているか、 わかりますよねぇ。
こんなマシントラブルはF1の世界ではあってはならない事、当然の如くブラウンGPは次のレースの出場を取り消されました。
好調だったブラウンGPは欠場しても差ほどでもないでしょうが、ドライバーを失ったフェラーリは痛い事になってしまいました。
しかも、やっと調子が上向きになってきたトコロだけに、泣くに泣けない状態。
そんな窮地を救うべく立ち上がったのがミハエル・シューマッハ。
彼は第11戦ヨーロッパGP公式予選を皮切りに、約3年ぶりにF1のハンドルを握ることとなりました。
負傷したフェリペ・マッサがレースに復帰できるまでの間ではありますが、我らが紅い皇帝は出走に向けて体調を整えるため、今後数日間で特別トレーニングを受ける予定なのだそうです。
もっとも、シューマッハはフェラーリの現在のマシンF60を真剣に走らせたことはありません。
フェラーリのためにマシンのテストを最近担当したのは2008年4月であり、ブランクがあるのは隠せない事実。
「長いF1の物語の中で、僕の章は完全に終わっている」と、シューマッハ自身が語っているのですから、今の彼に結果を求めるのは酷なのかもしれません。
ただ、紅い皇帝はこうも言っています。
「フェラーリに対する忠誠心のため、この不運な状況を無視することはできない。そして競技者として、これに立ち向かうことをとても楽しみにしている」
皇帝と呼ばれた男の心意気が見えてきますねぇ。
頑張れ、ミハエル・シューマッハ!

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