BoBo袋

エイプリルフールの今日、皆さん、いかがお過ごしでしょうか？
今更、説明の必要もありませんが、April Fool's Dayとは毎年4月1日には嘘をついてもよい、という風習のことです。
勿論、ただし人をからかうような、害のない嘘に限って、の事です。
エイプリルフールの起源は、実はほとんどわかっていないそうです。
いくつかの有力とされる起源説の中で、僕がお気に入りなのは、フランスの王様が関係するお話。
その昔、ヨーロッパで3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたそうですが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用しました。
これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎをはじめ、シャルル9世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまいます。
処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていました。
フランスの人々は、この事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れない為に、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていった・・・。これがエイプリルフールの始まりではないか？と言われています。
面白可笑しいエイプリルフールですが、歴史を遡れば悲しい出来事もあった訳です。
ちなみに日本では4月1日は「日ごろの不義理を詫びる日」だったそうだし、イスラム教においてはこの習慣はコーランに著しく反しているため、強く禁止されているそうです。
「嘘を吐いても良い」と言われても、日頃から嘘で塗り固めたような人生を過ごしているぼぼ♂ぶたじる♪です。
根が臍曲がりですからネ、せめてエイプリルフールぐらいは嘘を吐かないようにしようなんて思ったりします。
まぁ・・・、そうは言っても嘘は必要悪で、嘘を吐かずに一日過ごすのは、やっぱり無理みたいでしたネ。
嘘を吐かない人って、きっと居ないだろうネ。
逆に本当の事を絶対に言わない、そんな人も存在しない。
嘘も吐かず、本当の事も言わない、そんな曖昧さの中で人間は生きています。
自分自身の、嘘と本当の比率を考えてみた時、僕はチョッピリ自己嫌悪になるのです。
嘘で塗り固めたような俺の人生。
これじゃあ、毎日がエイプリルフールじゃないか。
せめて今日ぐらいは、真実を語る日にしようじゃないか。