BoBo袋

ぼぼ♂ぶたじる♪、本日のお仕事はJR福知山線の塚口～ 尼崎での作業でありました。
５年前のこの日、この場所で列車脱線事故が発生し、運転士と乗客を合わせて107人もの尊い命が失われました。
2005年4月25日午前9時19分。
JR西日本から仕事を頂いている身の上としては、この日を忘れる事は出来ません。
作業を始める前に慰霊碑に黙祷を捧げました。
亡くなった多くの人達の命を悲しむように、この日は豪雨の中での作業でした。
５年前のこの日、この場所で、百人以上もの死者が出たと思うと、空気が重苦しく感じましたね。
僕に霊感があるのか、どうか？はわかりませんが、やっぱり何かを感じるような事は、少なからずありました。
JR関連の人も沢山来ていて、現場はピリピリした雰囲気。
TV局だか、新聞社だか知らないけれど、カメラを抱えた人達も多かったですねぇ。
正直言うと、こ～ゆ～雰囲気は好きではありません。
なんせ「歯を出して笑うな」と言う指示が出ているのです。
どちらのお偉いサンが、こんな指示を出したのか？少々首を傾げてしまいますが、まぁ・・・それぐらい作業現場は緊張した雰囲気でした。
五年前、もし僕がこの場に居たら・・・・・。
五年前、事故が目の前で発生したら、何か行動を起こす事が出来ただろうか？
事故現場のすぐ近くに日本スピンドルと言う会社の工場があって、事故当初はこちらの職員さんが大活躍した、と聞いています。
五年前の僕に同じ事が出来ただろうか？
ただネ、五年前ではなく「今、事故が目の前で発生したら」と考えると「僕にも何か出来る！」と、自信を持って言えます。
今の僕なら出来る。
過去を変える事は出来ない。
だから未来を変えるのだ。
慰霊碑の前で、僕はそんな事を思いました。