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アメリカ自動車

自動車
経営危機に陥っているアメリカの自動車会社ゼネラル・モーターズと、イタリアのフィアットがヨーロッパや南アメリカ事業で提携交渉をしているそうです。
フィアットは、同じく経営危機に陥っているアメリカの自動車会社クライスラーとも提携交渉中でありまして、仮にフィアットとクライスラーにGMが加わった提携が成立すれば、連合は705万台を販売する大グループとなり、我らが日本のトヨタ自動車グループに次ぐ超巨大勢力になります。
もっとも、GMは経営再建に向けて欧州事業の中核であるドイツのオペルやスウェーデンのサーブを分離するようだし、フィアットとクライスラーの交渉も、あまり上手くいっていないようですから、この先どうなるかは予想も付きません。
言ってみれば「瀕死のアメリカの大巨人を、オシャレなイタリアの伊達男が救う」ような出来事でしょうか?
フィアットは、非常に寛容な、イタリアらしい大家族主義的な素敵な企業です。
作っている車を見ていると、流石に日本車のような精密さはありませんが、とにかく面白くて可愛らしい。
ちょっぴりオモチャチックなテイストがあって、僕はフィアットの車が大好きです。
フィアットを語るのに、性能やら、メカニズムやら、細かい能書きはいりません。
乗ってみて「可愛い!」と感じ、惚れて乗る車なのです。
また、フィアットは数々の名門イタリア・ブランドを救った企業でもあります。
フェラーリがアメリカ企業に買収されかけた時、救いの手を差し伸べたのがフィアットでした。
また、かつては国営企業だったアルファロメオも、フィアットに助けられ、その誇り高き名を現代に残しています。
そんなオシャレなイタリアの伊達男、フィアットが、今度は瀕死のGMやクライスターを救おうとしています。
ここで、素直に「頑張れ!」と応援しても良いのですが、実はチョット考えてしまうのですヨ。
クライスラーは過去に何度も地獄を見た企業で、ほんの少し前までドイツのダイムラー・ベンツと提携していました。
ですが好調だったのは初年度だけで、以後は不振に陥ってしまい、ベンツはクライスラーに見切りを付けています。
GMもトヨタに助けを求めましたが、トヨタはソッポ向いています。
トヨタは以前、GMに酷い目に遭わされていますからネ。
今更「助けてくれ」と言うのは、虫の良い話しです。
これだけ提携が失敗している企業は、やっぱり珍しいでしょう。
GMやクライスラーが、なぜ企業提携に失敗しているのか?
僕は、GMやクライスラーに「自惚れ」があるのでないか?と思っています。
かつてはBIG3と呼ばれ、莫大な資金と権力を持っていたアメリカの自動車企業。
それなりにプライドもあって、頭を下げて、自分が見下していた企業達に対して、素直に「助けてくれ」と言えなくなっているのではないでしょうか?
もし、そうだとしたら、アメリカの自動車に未来はありません。
唯一、生き残っていける可能性を持っているのはフォードです。
フォードはジャガーやアストンマーチンのような名門イギリス・ブランドを傘下に納めていますが、これらの名門ブランドのステイタスを踏みにじるような真似はしませんでした。
フォードは「ジャガーらしさ」「アストンマーチンらしさ」を残したまま、新しい車を生産し、販売しています。
身近な日本車ではマツダ自動車がフォード傘下です。
ここでもフォードは、「ロータリーに何の幻想を持っていない」としながら、マツダに「ロータリーを捨てろ!」とは言いませんでした。
ロータリー・エンジンはマツダ・エンジニアの血と汗の結晶です。
アメリカ自動車界不振にあって、元気なマツダや、007の愛車として活躍するアストンマーチンを有するフォード
そこにはフォードと言う企業の「謙虚」さが見えてきます。
GMやクライスラーも、フォードに見習うべきですが、フィアットと言う企業に対して、GMやクライスラーは、それが可能なのでしょうか?
フィアットさん、この提携を慎重に・・・・。

F1

F1
モータースポーツの頂点、F1は、毎年新しいルールが施行されます。
今年も新しいルールが発表されました。
国際自動車連盟(FIA)は今季からF1世界選手権シリーズの年間総合優勝を従来のポイント獲得数ではなく、勝利数で決める改定するそうです。
現行のポイント制は残し、複数のドライバーが勝利数で並んだ場合はポイント数の多いドライバーを優勝とするほか、2位以下の順位も従来通りポイントで決めるのだとか。
で、僕が「面白いなぁ」と思ったのは、2010年から、経費削減を進めるため、任意のコスト上限制が導入されることになりました。
総出費を3000万ポンド(約41億円)以下に抑えたチームには空力効果やエンジンの回転数制限、開発凍結などの制限が取り除かれる技術的利益を与えられるそうです。
同時に経費抑制を図らないチームは技術的な制限を受ける事になります。
早い話が「領収書、持ってこい!」って訳です(笑)
まぁ、41億円と言えば大変なお金ですが、それ以上の金額がF1では動いている訳ですねぇ。
チーム・スーパーアグリやホンダがF1から撤退したのも、今更ながら頷ける話です。
このコスト上限制、ホントに面白いと思います。
お金の係る事をいかに節約するか?って発想は、なかなかエコロジーな考え方ではないでしょうか?

ハイブリッド

ハイブリッド
ホンダが新しいハイブリッド・カー「インサイト」の発売を始めました。
初代ホンダ・インサイトは実験車両のような実用性に欠ける車でしたが、新しいインサイトはちゃんとした4人乗りのまっとうな車になり、シビック・ハイブリッドと共に、現在ハイブリッド車市場を独占しつつあるトヨタ・プリウスを迎撃する事になります。
強敵インサイトを迎えた王者トヨタも、近々新しいプリウスを発表する予定で、益々ハイブリッド車市場は白熱しそうな雰囲気。
個人的にはホンダ・インサイトに頑張って欲しいですネ。
だってねぇ、今、町にはプリウスが溢れ返っているもん。
一昔前のカローラと同じで、意識して見ていると気持ち悪いぐらい走っている(笑)
プリウスは確かに良い車でハリウッド・セレブにも愛されていますが、これだけ数が増えるとチョットねぇ。
インサイトとプリウスの違いを見ていると、トヨタとホンダの「車に対する考え方」が見えてきて面白いです。
プリウスは発進時と微低速時はエンジンが止まっているのです。
言ってみれば、モーターが主役でエンジンは補助的な役割をしている訳です
インサイトは、逆に常にエンジンは稼働しており、モーターはエンジンのアシストに徹しています。
プリウスは電気自動車にガソリン・エンジンを付けたモノですが、インサイトは普通の車にモーターを付けたモノである訳です。
このインサイトのハイブリッド方式は、いかにもエンジン屋らしいシステムで「流石はホンダ!」なんて思いますネ。
それにしても、トヨタとホンダ以外の企業がハイブリッド車市場に参戦してこないのは、チョット寂しいですねぇ。
スズキはハイブリッド軽自動車ツインを生産中止してしまいましたが、エスクードやジムニーでハイブリッドを出したら面白いのじゃないかな?

ホンダ・スピッリット健在!

オデッセィ
日産自動車が新型フェアレディZを、ホンダが新型オデッセィを発表して、なかなか自動車の世界は面白いNEWSが続いています。
いやぁ~、やっぱり楽しいNEWSは同じブログを書いていても面白い。
できれば、こ~ゆ~話題ばかり集中して記載できれば良いのですが・・・。
ホンダのオデッセィと言えば、国産初のFFミニバンとして登場しました。
当時、トラック等の商業車の製造を行っていなかったホンダは、アコード・ワゴンのプラット・ホームを流用して、3列シートのワンボックスを作った訳です。
元々、動力性能には定評のあったアコード・ワゴンのプラット・ホームを流用しているので、初代オデッセィは運動性能がなかなか好評だったし、なにより着座位置が低く、極々普通のセダンから乗り換えても、違和感を少なかったそうです。
初代オデッセィが発表された当時、日本にはマツダ自動車のMPVと、トヨタのエスティマの2つのミニバンが存在しました。
MPVはフロント・エンジン後輪駆動の極めてオーソドックスなレイアウト。
対するエスティマはミッドシップ4輪駆動と言う革新的なエンジン配置で、ミニバンの有り様を世に問うた訳です。
MPVとエスティマのミニバン対決に割って入ったホンダ・オデッセィはたちまちこの2車を駆逐してしまいます。
現在ではMPVもエスティマも、オデッセィと同じFFレイアウトを取っています。
その後、オデッセィは3回のフルモデルチェンジを行い、新しく発表される今回のオデッセィは4代目になります。
オデッセィは3代目でワダンと見ま違うような低い流麗なスタイルを確立し、そのロー&ワイドなプロポーションは4代目にも引き継がれています。
積載量を売りにしているミニバンとって、車高を低くする事はタブーと言ってもよい事です。
オデッセィは低いボディで必要充分な積載量を確保するため、低床設計のボディを採用しています。
僕がもしミニバンを作るなら、こんな面倒な設計は御免ですネ。
それを敢えてやってのけたホンダは「オデッセィは低いからオデッセィなんだよ」と言うメッセージのように思えます。
日本屈指のエンジン屋さん、ホンダも、名車NSXの生産販売をやめてしまい寂しい限りですが、新しいオデッセィを見ていると「ホンダ・スピッリット健在!」を見たような気がします。
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