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誤射じゃない!

誤射
福岡で小学6年の男の子が、空気銃で友達の小学2年男の子の右目を撃ち重傷を負わせたと言う事件があったそうです。
また、少し前には、神戸で高校1年生の男子生徒にアーチェリーの矢が、顔に刺さったと言う事件がありました。
この二つの事故には共通点があります。
福岡の事故の小学6年の男の子は「驚かせようと銃を構えたが、驚かなかったので、頭から狙いを外して撃ったら命中してしまった」と話しているそうです。
神戸の高校生はアーチェリー部の部室で器具の手入れ中にふざけて男子生徒に弓矢を向け、誤射した矢が命中してしまったそうです。
報道には「誤射」とありますが、僕に言わせれば、これは「誤射」なんかじゃないよ。
福岡の事故に関しては重過失傷害。
神戸のアーチェリー事故に関しては人一人死んでいる訳だから、これはもう立派な「殺人」だよ。
若い高校生の身の上で殺人犯の前科は重過ぎるように感じるかもしれない。
でも、事実だよ。
やってはいけない事を、やってしまっているのだよ。
これはもう、犯した罪を背負って一生生きていくしかない。
アーチェリーは「凶器を使ったスポーツ」です。
凶器を使うと言う事は、人を傷付けてしまう可能性がある訳で、格闘技や、この類のスポーツを楽しむ人は「凶器の持つ危険性」を、なによりもまず最初に教育されなければならないはずなのです。
神戸のアーチェリー部員だって、そんな基礎的な事は充分知っているはずなのに「悪ふざけ」で、アーチェリーと言う神聖なスポーツのアイテムを殺人の道具に、本物の凶器に変えてしまった。
この罪は重いよ。
アーチェリーと言うスポーツに泥を塗る真似をしたのだから。
福岡の事件では、銃所有者の小学六年生の父親が銃刀法違反の疑いで逮捕されたそうですが、この銃は親族の形見で違法だとは思わなかったそうです。
まぁ、空気銃の規制に関しては曖昧なトコロがあるので、この親御さんを責めるのはいかがなモノかな?とも思います。
ですが、子供の手の届く場所に、空気銃を置くのはやはり問題でしょう。
それに、この小6の男の子も「悪ふざけ」で銃を撃っています。
「悪ふざけ」が、重大な事故に繋がる事を、この男の子は教えてもらっていなかったのでしょうか?
凶器の持つ危険性・・・・それを軽視したために発生した事故。
こんな事故が起こるたびに、僕は悲しくなります。
凶器ってネ、実は生活の、ありとあらゆるトコロに存在しているのです。
台所には包丁があるし、オフィスにはカッターナイフだってある。
何気ない鉛筆一本だって、その気になれば鋭利な先端で人を刺す事だって出来る。
道路に落ちている石コロだって、投げれば危険です。
頭のお堅い人達は、凶器を排除する事ばかりに躍起になっているようですが、もし、この世から凶器と呼べるモノをすべて消し去ったら、人間の文明は滅亡するよ。
要するに、人の「使い方」の問題なのだよ。
誤った使い方をしない・・・・そんな基本的な事を、チョット考え直してみませんか?

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