BoBo袋

出川哲朗さんのブログを読んでいたら、TV「踊るさんま御殿」収録中での明石家さんまさんが言った言葉が記載されていました。
「今、俺達芸人が出来る事は、笑いを提供する事だ！困っている人達を笑顔にする事だ！」
出川哲朗さんはさんまさんの言葉に「胸がジ～ンとしていた」と、綴っておられました。
明石家さんまさんって凄いなぁ、と思います。
こんな時に、こんな言葉が出る人って、やっぱり明石家さんまさんはコメディアンである事にプライドを持っているのでしょう。
コメディアンである事に誇りを持っている明石家さんまさんの姿は、サーカスの道化師を連想させます。
道化師のメイクの片頬には涙の雫が描かれているのを、皆さんは御存知でしょうか。
道化師は、本当は泣いているのです。
被災者の皆さん。
こんな時に、こんな事を言うのは不謹慎かもしれません。
ただ、僕達の本音です。
我々、被災地以外の人間も辛いのです。
特に阪神淡路大震災を経験した者は辛い。
阪神淡路大震災の時、あの時の被災地以外の人達も、今の僕達と同じ気持ちを抱えていたのでしょう。
自分の無力さが腹立たしい。
何も出来ない事が歯痒いのです。
ただ、今、動ける人が動かなかったら、きっと助けられる人間も助けられなくなるのだと、僕は思います。
本当の意味で、あなた達の事を考えているから、働ける人間は働こう、と僕は思っています。
本当の救援活動は、「今」だけではありません。
長い時間を必要とするモノなのです。
それを出来ないのなら本当の意味での救援とは言えないのではないでしょうか。
僕は無力です。
でも、働く事ならできます。
いや・・・、きっと、今の僕に出来る事は、きっと自分の仕事をまっとうする事だけなのかもしれない。
だから・・・・、今日も僕は働いてきます。