BoBo袋

お世辞にも綺麗好きとは言えないぼぼ♂ぶたじる♪でありまして、たまさか自分の手をじっと見つめ直してみると「汚い手だなぁ」と、しみじみ自己嫌悪に陥ったりします。
綺麗な手でいたいものですが、これがなかなかねぇ。
いや、マメに手を洗ってはいるのですが、仕事柄、汚いモノを素手で触ってしまう事も少なくないので、どうしても手は汚れてしまいますネ。
コンビニなんかで美人の店員さんなんかに会うと「うわ、俺、手が汚いんだ！」なんて、おつりを受け取る時に手を出すのが嫌になったりします。
逆にネ、女の子の手が荒れていると、チョット悲しくなります。
よく、手の綺麗な女性を「白魚のような」なんて言いますが、折角の白魚もやつれてしまっていては悲しい気分になりますヨ。
とは言え「手の冷たい人は心が温かい」とも言いますよネ。
「冷たい」を「汚い」に置き換えてみると、当てはまる女性は多いですヨ。
漫画の「キャンディ・キャンディ」だったかな？
孤児院で苦労して、やつれたキャンディの手を見たアンソニーは「こんなに苦労して・・・」と、せつない視線で彼女を見つめるシーンが、僕は大好きです。
また「風の谷のナウシカ」で、皮膚病か、なにかに犯された老人がシミジミ語ります。
「この手を姫様は好きじゃとおっしゃった、働き者の綺麗な手だ、と言ってくださった」と・・・・。
ナウシカと言うヒロインの優しさが現れた、とても素敵な台詞ですよネ。
母性本能の男版とでも言うのか、傷付いて疲れた女の子を見ると「守ってあげないと！」なんて思う男は、意外に少なくありませんヨ。
僕だって、汚れた手で恋人を抱きたくはありません。
でもネ、汚れたくって汚れちゃう訳じゃないのですヨ。
汚れてしまうのです。
世の中、「潔癖」である事が絶対的な正義のように思われていますが、奇麗事ばかりでは生きていくのが面倒なのではないでしょうか？
チョッピリ汚れる事になれてみませんか？