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モータースポーツ

F1
「ピラニアだらけのクラブで、もう一度指を突っ込みたくはない」と語って1年前、資金難のため撤退した日本のF1チームSUPER AGURIの代表、鈴木亜久里さんでしたが、ここに来て「復帰に関心を示している」なんて噂が広がっていました。
これが本当なら嬉しいのですが、現実は厳しいようで、SUPER AGURIの共同オーナーだった秋田史さんは、この嬉しい噂を否定されていましたネ。
「世界的な経済危機や、その影響が日本の経済になかったとしても、我々にはできません。 続けるための資源がありませんでしたし、すでに一度は手を引いたわけです。6,000万ドル(約59億円)があったとしても、ゼロからスタートしなければなりません。」
いやはや現実は厳しいようです。
来期より、F1にはバジェットキャップ(任意の予算制限制度)が導入され、フェラーリやマクラーレン・ベンツ、トヨタのような資金の豊富なチームに対して、小規模チームが対抗しやすくなります。
この新制度に加えて、現在でもF1浪人中の佐藤琢磨さんの存在。
色々な要因と、世間のF1の人気の低迷が、こんな噂を作り出してしまったのかもしれません。
現在F1の世界は非常に寂しい状態です。
SUPER AGURI のエースだった佐藤琢磨さんですが、SUPER AGURI消滅の後、F1でのシートを失う不運に見舞われました。
イギリスで行われた最も活躍したドライバーを集計するアンケートで1位に輝いた経験もある佐藤琢磨さんですから、当然、ル・マン24時間レースやALMS、インディなどからオファーを受けていましたが、これらを全て断り、佐藤琢磨さんはこれまであくまでF1パイロットに拘り続けてきました。
今年初めもレッドブル・レーシングと、テスト・ドライバー兼リザーブ・ドライバーとしての契約交渉していた事があり、F1への残留に心を燃やしていましたが、これは叶わぬ夢となり、とうとう9月19日に開催される予定のインディジャパン300へと、戦場を移すようです。F1と言えば、ホンダが代名詞となっていましたが、現代の厳しい経済不況がF1界に大きな打撃を与え、2008年末から自動車販売不振によるコスト削減のためホンダはF1から撤退しました。
そのホンダが撤退した今年のF1初戦、ほとんどすべてを受け継いだブラウンGPはワン・トゥー・フィニッシュを飾ります。
続く第二戦、第三戦とジェイソン・バトンが優勝。
これは皮肉ですよねぇ。
どうも日本の自動車企業は腰を据えてモータースポーツに取り組んでくれません。
日本と海外の自動車企業がモータースポーツに参加する理由には大きな違いがあります。
日本企業は「宣伝」のために参戦しますが、海外には、宣伝だけではなくて「好きだから」と言うプラスアルファのファクターがある訳です。
「所詮は宣伝のため」でしか、モータースポーツに取り組んでくれない、これっていかがなモノかな?なんて思います。
チョット近視眼的と言うか、短絡的と言うか、未来が見えていないのではないでしょうかネ。
ブランドイメージを含めた長い目で見た時、モータースポーツ撤退は決してプラスにはならないと思うのだけど、いかがなモノでしょうねぇ、自動車企業の皆さん?

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